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陽向side ページ19

茜「か、彼女さん…は？」

陽向「……知らね」

実際、別れてからあいつのことなんざどうでもよかった。

かわいいかわいい家族にあんなこというやつはこちらから願い下げだ。

茜「…そっか。」

無表情のまま茜は立ち上がる

「まだたつな」と言っても聞かない。

そうして茜は無言で荷物をまとめはじめたのだ。

そして俺はその手をつかんだ

そして荷物をまとめる理由をたずねる。

「…私、陽向さんには甘えないって決めたから……」
そう、彼女は答えた。そして俺は違和感を覚えた…。

陽向「…陽向…『さん』…？」

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作者名：桜もち | 作成日時：2018年5月5日 2時

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