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??「影武者っていったってレースに出たらひと目でバレるだろ?どうやってごまかすんだ?」


ファーリス「ふふ、心配ない。王族は身の安全を優先させるためヨロイとカブトを身につける。絶対にバレっこないさ。

頼む!一生のお願いだ!
ボクの代わりにボクのフリをしてレースに出場してくれ!頼む!」


??「なにそれ。そんなのズルっこじゃん。イレブン。こんな頼みを聞く必要ないわ。」


ファーリス「あれ?そんなこと言っていいの?虹色の枝が欲しいんじゃなかったっけ?」


うわ、何だよこいつ…。セコ過ぎだろ……。


??「うわあ……。サイテー……。
ねぇ!そこのあんたも何とか言ってやってよ!」


そう言って私が今度は指をさされた。
みんなが一斉に私の方に向く。


A「……………。」


私は黙って、首を横に振る。だが、それは決して"何も言えない"という意味で首を降ったのではなく、"この人には言っても無意味だ"という意味を込めて振ったのだ。


??「はぁ……。」


ファーリス「ふふ。なんとでも言うがいい。
手段を選んでる場合じゃないんだ。
さあ、ボクの代わりに出場してくれるよね?」


イレブン「うーん……分かりました。そのレースに出場します。」


イレブンと呼ばれた男(?)は、ファーリスの望んだ答えを選んだ。


ファーリス「よかった!そう言ってくれると思ったよ!
レースが無事に終わったら虹色の枝の件は父上に掛けあうと約束する!

今日はキミたちのために宿をとったからそこで泊まってくといい。明日になったらレースハウスにある王族控え室に来てくれ。」


レースハウスの入り口は城下町の西側だと説明し、ファーリスは先に城へと帰った。


私の分の宿は、私が居座っている時から王がとっていてくれるので私も宿に戻る事にした。


一瞬、旅芸人がファーリスを見た気がしたんだけど……多分気のせいだろう。

ファーリス杯当日→←サーカステント



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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください!応援しています( ´ ∀ ` )ノシ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています!これからも頑張ってください!(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:初音♪ゆいか | 作成日時:2017年10月10日 21時

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