ネルセンの宿屋 ページ32
みんなレベル上げの為にどんどん魔物と戦って経験値を積んでいた。
イレブン｢MP減ってきたな……。｣
カミュ｢あそこが宿屋じゃねぇか？休んでこうぜ。｣
その言葉に異論を出す者はいなく、揃ってネルセンの宿屋にお邪魔することに。
足りなくなったものも揃えられるし、便利だよね。
イレブン｢昼まで休めたら大丈夫？｣
A｢私はそこまで消費してないから大丈夫だけど。｣
ベロニカ｢問題ないわ。｣
昼までといったら……あと3時間程か。まぁ休むにはもう少し時間が欲しいところだけどまぁいいや。
セーニャ｢A様、小麦畑の方を見つめて……どうかなさいましたか？｣
A｢あ、いや……特にどうってことは無いんだけど。陽の光に当たって綺麗だなと思って。｣
まさかバンデルフォン王国の跡地を見ていた、なんて本当の理由を明かす訳にもいくまい。もっと深く追求されるだけだろう。
セーニャ｢そうなのですか。確かに綺麗ですわよね、小麦畑。｣
2人で小麦畑を眺める。
こういう空気も悪くないかもしれない。
セーニャ｢そろそろ中に入りましょう。｣
A｢そうだね。｣
キラキラと光り輝く小麦畑を堪能して、私達は宿に戻った。
ベロニカ｢あ、いたいた！女1人で大変だったのよ？！｣
A｢ごめんごめん。逆ハー状態だったのね。｣
ベロニカ｢そういう事を平気で言わないっ！｣
ベロニカが顔を真っ赤にして全身全霊で否定してくる。
シルビア｢部屋が1つしか取れなかったのよね。｣
カミュ｢まぁイレブンは常に先頭に立ってたから先に寝かせてんだよ。｣
A｢1番頑張ってるからね。｣
この中では旅に1番慣れていない筈なのに慣れようと頑張ってるんだよね。
A｢私は寝なくてもいいや。ベロニカとセーニャは結構魔法も使ってたし……休んだら？｣
ベロニカ｢だけどA様は……。｣
A｢私なんかみんなの回復だけしかやってないわ。私は貴方達が休んでくれたらそれでいいから。｣
セーニャ｢……何だか、お母様みたいですわ。｣
A｢そう言われると照れ臭いけど……まぁ、とりあえずおやすみ。｣
母みたい、と言われるのは何回かあるので慣れっこだけど。
にしても暇すぎるんだよな……。
カミュ｢暇だな。｣
シルビア｢激しく同意よ。｣
A｢同じく。｣
他の2人も暇していたみたいだ。
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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (
レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください！応援しています( ´ ∀ ` )ﾉｼ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています！これからも頑張ってください！(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初音♪ゆいか | 作成日時：2017年10月10日 21時
