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ベロニカ「とりあえず仰向けにさせたいわね……。」
イレブン「よっ……と。え、めっちゃ軽い。」
ベロニカ「A様は昔から軽いのよね。」
確か昔……自分より年下の女に横抱きにされたことがあるな。あれはショック過ぎて言葉にならなかった←
イレブン「あれ?このピアス……。」
A「何してるの。」
人の上にのしかかったり大声で喋りかけてきたり仰向けにさせたり……そろそろ堪忍袋の緒が切れるよ?←
というのはまぁ冗談で……本当はこの耳飾りを誰かに見られたくないからわざわざ起きたフリをしたんだけど。
A「最初から起きてたんだけど…。」
イレブン「えっ?!」
ベロニカが私と話したいのは充分分かったが、少々うるさいね、うん。
A「眠いんだけど……。」
セーニャ「低血圧ですか?」
A「まぁそんなところ。」
朝にはめっぽう弱いからいつも不機嫌なまま旅が始まってしまう。
ベロニカ「今から寝て何するのよ。」
A「寝る。」←
ベロニカ「ババアじゃないの!!」←
A「ババアですよーだ。だから早く寝かせろ。」←←
寝かせてくれるのならババアだと認めようではないか。
別に年老いてるからババアには変わりないんだけど。
ベロニカ「嫌よ。」
A「何それ理不尽の極み。」←
ベロニカ「おとなしく付いてきなさい!!」
A「貴方サマディーで出会った頃私の事師匠って言ったわよね?師弟関係逆になってるから。」←←
これじゃあどっちが師匠でどっちが弟子か分かんないぞ。
あ、私が一応この姉妹の師匠ですからね?!皆さんお間違いの無いように!!!←
A「はいはい……。」
イレブン「よし、行こう!」
セーニャ「無茶ですわね……。」
A「あんたの姉は天真爛漫だねぇ。」
セーニャ「ですわね…。」
2人の勢いに根負けしたのは私で、面倒くさいと思いながらも手を引かれながら自室を出る。
A「で、どこ行くの?」
カミュ「シルビアのおっさんがいるとこじゃねぇの?」
シルビアはどうやらリビング(?)らしき所にいるらしいのでそこへ行こうということになった。
***
シルビア「あら、来たのね。」
シルビアは椅子に座って写真を眺めていた。
A「昔の思い出浸り?」
シルビア「……そんなところよ。」
今はそっとしておいてあげた方がいいのかもしれない。
私は近くにあったソファに腰をかけた。
→→→←船の中で ※多分少し長くなります&本編には関係ない(と思う)ので本編を見たい方は飛ばしてください
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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください!応援しています( ´ ∀ ` )ノシ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています!これからも頑張ってください!(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初音♪ゆいか | 作成日時:2017年10月10日 21時