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どこまでも広がる海 ページ25

カミュ「……もう大丈夫みたいだな。
一時はどうなふことかと思ったがおっさんのおかげで助かったぜ。」


シルビア「ウフッ。お礼はアリスちゃんに言ってあげて♪あの子はウチの船の整備士でね。船の操縦もお手のモノなのよん♡」


シルビアは自分の家族を紹介するかのように喋った。


アリス「お礼なんてとんでもねえがす。あっしはただ……

……ひっ!なんでえありゃあ!」


アリスがそう言った直後、船が激しく揺れ、海面からは巨大なイカが出てきた。


「プギシャーーーーーッ!!」


シルビア「イヤーッ!何よ、この化け物イカ!いったいどこからわいて出たの!?」


A「海の底からだよ、冷静に考えろ、シルビア。」


遠くからはホメロスが私達を嘲笑うかのようにこの化け物イカ、クラーゴンに指示を出した。


アリス「ひいいぃっ!こっちに来るでげす!あっしはまだ死にたくねえでがすよ〜っ!」


ベロニカ「A様っ!魔法魔法!!」


A「MP無いっつってんでしょ?!」←


この子は何回言わせるんだよ?!魔導師だから何でも出来ると思うなよ!MP無かったらただの雑魚なんだから!
いや他の職業でもいけるけどさ。


すると、どこからか爆発音があちから聞こえてきた。


カミュ「なんだ、この音は……?」


辺りを見回すと、ダーハルーネの船が大砲を打ちながらこちらに向かってきていた。


A「そうか、クラーゴンの弱点は大きな音……。」


ベロニカ「見て……あのでっかいイカが大砲の音におびえて逃げていくわ。」


その内、沢山あるうち1つの船がこちらに近づいてきた。
その中には、ダーハルーネの町長とヤヒム君がいた。


ラハディオ「よかった……ご無事なようですね。あの魔物はこの辺りの海をよく荒らすことで有名なクラーゴンなんです。」


ヤヒム「お兄ちゃん!僕だよ、ヤヒムだよ!僕、声が出るようになったんだよ!」


ヤヒム君は嬉しそうに声を張り上げている。


ラハディオ「息子からすべて聞きました。この子の声を取り戻してくださったのはあなたたちだったのですね。」


申し訳ありません、と深く頭を下げるこの人を見ると本当に勘違いをしていたということが良くわかる。


ヤヒム「僕、この間町の外であのホメロスっていうおじさんが魔物と一緒に話してるのを見かけてね。

びっくりして声を上げたらホメロスのおじさんに捕まって魔法でノドをつぶされちゃったんだ……。」

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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください!応援しています( ´ ∀ ` )ノシ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています!これからも頑張ってください!(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:初音♪ゆいか | 作成日時:2017年10月10日 21時

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