ファーリスの頼み事 ページ3
私が王子の部屋に入って間もない頃に王子が入って来て、その次に旅人さん達が入ってきた。
ファーリス「おお、来てくれたか。
わざわざ呼びだしてすまなかったね。」
そう言うや否や、亜麻色の髪の毛の男の子(女子だったらごめんね)の全身をくまなく眺める。
ファーリス「うんうん。思った通りだ。
身長も体格もピッタリだし
ウマの扱いにも長けていそうなカオをしている。」
いやそれって率直に聞くけどどういった顔なんですか?←
なんて聞いても答えてもらえないだろうから敢えて聞かないことにしようか。
A「まさか…。」
ウマの扱い、と聞いた時点で少し嫌な予感はしていた。
ファーリス「キミたち、虹色の枝を求めて来たんだっけ?
残念だけどあれは国宝でね。
旅人にあげられる物ではないんだよ。
……だけどボクが父上に掛けあえばきっと虹色の枝をゆずってくれるだろう。
その代わり…ボクの頼みを聞いてほしい。」
そこでファーリスは突然ハッとして、周囲を見渡した。
誰かに聞かれているとでも思ったのだろう。
まぁ私が一応この話を全部聞いてたし、この事を王様に言おうと思えば幾らでも言えるんだけどね。
まぁ何で私がわざわざ訓練の事とかも言わないのかは……後々話すことになったら話してあげよう。
ファーリス「ここでは誰が話を聞いてるかわからない。今城下町に来ているサーカス一座のショーを観ながら話をするってのはどうだい?」
??「分かりました。」
ファーリス「よし、決まりだ。それじゃ、夜に城下町にあるサーカステントの前に来てくれ。時間に遅れないように頼むよ。」
勿論Aも一緒に、と付け加えられ、私も強制連行という事になった。
??「それじゃ、夜までちょっとそこら辺見て回りましょうよ。」
??「いいですわね、お姉様。」
私は暇になったので、王子の頼み事とやらも聞いたし、とりあえず城から出る事にした。
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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください!応援しています( ´ ∀ ` )ノシ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています!これからも頑張ってください!(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初音♪ゆいか | 作成日時:2017年10月10日 21時