悪夢のような逃走劇 ページ20
カミュ｢くそっ……！いくら倒してもキリがねえ！！｣
そう、私がイオグランデを放ったが、兵士達は次々と出てくる。
しかもさっき調べ物でMPを結構消費した為、イオグランデはさっきの1回きり。
ホメロス｢ムダなあがきはやめるんだな。さあ、おとなしく……｣
？？｢待ちなさぁ〜いっ！！｣
声のする方にみんなが一斉に振り向く。
シルビア｢アタシのイレブンちゃんにおイタする子はお仕置きよっ！｣
ベロニカ｢お仕置きよっ！！｣
A｢………ぷふっww｣←
カミュ｢いや、笑い事じゃねえぞこれ。｣←
A｢失礼……w｣
何かあの2人の姿といいセリフといい、愛らしくてつい笑ってしまった。
ホメロス｢おい、なんだあいつらは！警備の者たちは何をやっている！！｣
これはホメロスも誤算だったのか、少しばかり焦っている。
すると、ベロニカは手の中に大きな火の玉を作り出した。
ベロニカ｢ほらほらっ！サッサとどかないとヤケドするわよ！｣
そう言うと同時に、火の玉を次々と辺り一面に投げ出した。
｢どわあぁーっ！！｣
ホメロス｢……チッ。
まだ仲間がいたとはな。さっさと取り押さえろ！｣
ステージの端っこを見てみると、セーニャが小さくこちらに手招きをしている。
セーニャ｢さあ、イレブンさま、カミュさま、Aさま。こちらにお逃げください。｣
私達はホメロスが気を引かれている隙に、舞台袖から逃げ出した。
カミュ｢イレブン、あぶねえっ！｣
その声に思わず私は振り向き、見てみるとカミュが庇ってホメロスの魔法に当たってしまった。
セーニャ｢カミュさまっ！｣
A｢バカが……！｣
イレブン｢カミュ！｣
イレブンが手を差し出したが、カミュはそれを払い除けた。
カミュ｢オレのことはかまうんじゃない！イレブン、お前だけでも逃げるんだ！｣
A｢………………。｣
セーニャ｢イレブンさま、Aさま、行きましょう！｣
セーニャは私達の手を引っ張り、そのまま走っていった。
A｢(また、私は……。)｣
…………これ以上深く考えるのはやめよう。気分が悪くなる。
早いところカミュを助けよう。あいつに何をされるか分かったもんじゃないから。
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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (
レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください！応援しています( ´ ∀ ` )ﾉｼ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています！これからも頑張ってください！(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：初音♪ゆいか | 作成日時：2017年10月10日 21時
