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セーニャ「どうやらノドにとても強力な呪いがかかっているようですわ。いったい誰がこんなひどいことを……。」
私の予想通り、何者かがこの子に呪いをかけたらしい。
セーニャ「さえずりのみつという魔法のみつがあれば呪いは解けると思いますがそれを作るには清き泉にわく神聖な水が必要ですわ。」
ラッド「清き泉の水……そいつが手に入ればヤヒムを助けられるのか?それならオレ、聞いたことあるよ。
この町から西の方に川をさかのぼっていくと霊水の洞くつって所があってさ。奥にすっごくキレイな泉があるらしいぜ。」
彼らのお願いは、ヤヒムの声を戻せるように水を取ってきてほしいとの事だった。
A「ちょっと失礼。」
私は気になる事があったのでそれを自分で確かめたかった為、彼の喉に触れてみる。
A「気が少し……。」
イレブン「何の気?」
A「んー…呪いをかけた奴の。」
ベロニカ「分かるの?!」
A「でも、小さな部分から誰かの気を感じ取るのは難しいからまだ分からないけど…。」
確定、というわけではないがこの気配は前にも感じた事があるはず。
とても邪悪な気……。
A「私、少し残ってもいい?気になる事が増えちゃって。」
カミュ「じゃあ俺らで取りに行ってくるぜ。」
A「よろしく。」
5人は水を取りに行ってくれるらしいので、これで心置き無く探索出来るな。
A「さてと、こっちもこっちで頑張りますか。」
悪夢のような逃走劇が繰り広げられるまであと────。
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KFC組を愛し隊 - 、、、何だろう、この勇者のショタっぷり、、(誉め言葉) (2020年9月26日 16時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - 良い話ですね…(泣)感動しました。これからも更新頑張ってください!応援しています( ´ ∀ ` )ノシ (2017年12月23日 3時) (レス) id: 6160959f20 (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - ミファーさん» ありがとうございます^^* (2017年12月3日 10時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
ミファー - 楽しみながら見ています!これからも頑張ってください!(゜∇^d)!! (2017年12月2日 21時) (レス) id: a08f22c5ed (このIDを非表示/違反報告)
初音♪ゆいか(プロフ) - カグレさん» カグレ様、初めまして。そう思って頂けて嬉しいです。どうぞこれからもこの小説を宜しくお願いします。 (2017年11月3日 21時) (レス) id: 97a168b901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初音♪ゆいか | 作成日時:2017年10月10日 21時