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好き テオくん ページ26

A目線

今日でこの学校ともお別れ。
今まで楽しかったな〜!

でも、私はまだやり残した事がある。


それは・・・テオくんに自分の気持ちを伝える事。

今まで何回も言おうとしたけど
心臓がうるさくて緊張と不安で胸が押し潰されそうになって
結局、ごまかしてきて卒業になってしまった。

すると、テオくんが友達と喋りながらこっちに歩いてくる。

今だ!今言うしかない!!

そう思いテオくんに近寄った。

A「テオくん!!」

え?と驚きながらこっちを見る。

私はテオくんに向かって手招きをする。

テオくんは友達に一言いってからこっちに向かってきた。
その間に私は深呼吸をしておく。

テオ「どうした〜?」

A「あ、あのさ、私・・・」

ん?とテオくんは首をかしげる。

ダメだ。不安で胸がいっぱい。
でも、今までみたいに誤魔化したらきっと後悔する。

そんな事を考えて、黙っていると頭がポンってなった。

うつむいていた顔をあげると、テオくんがニヒヒッて笑って言った。

テオ「うつむいてるのは、Aらしくないぞ!」って

そんなテオくんに安心して不安なんかいつの間にか無くなっていた。
そしたら自然と言葉がでてきていた。


A「テオくん。好き。」

すると、今まで笑っていたテオくんの顔が固まった。
そしてアチャーっと呟いた。

え?ダメだった?また不安が押し寄せてくる。

テオくんが口を開く。

テオ「その言葉俺から言いたかったんだけどな〜。」

え?どういうこと。

女子に言わせちゃダメだよな〜と一人言のように呟くテオくんを
意味が分からなくて見つめてしまう。

テオ「俺からも言わせて。俺、Aの事が好き。」

・・・本当に?と聞き返してしまう。

するとテオくんは大きく頷いてくれた。


その瞬間嬉しくてついテオくんに抱きついてしまう。

テオくんの匂いに包まれて、安心して涙がこぼれる。

A「ヒグッ、良かっ、た」

テオくんは私の頭を撫でながらもう一度

好きと呟いてくれた。

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設定タグ:スカイピース , テオくん , じんたん   
作品ジャンル:恋愛
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歌音(プロフ) - 私もスカイピース好きです!じんたん派です! (2018年8月6日 10時) (レス) id: eebcc8fec2 (このIDを非表示/違反報告)
きみまろ - てみじの小説、アンケート作ったので良かったら投票してくださぁい!!! (2018年4月5日 0時) (レス) id: 8535c92be4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー菜っ葉(プロフ) - きみまろさん» こっちも遅くなってスィスェん! (2018年4月4日 23時) (レス) id: d423555095 (このIDを非表示/違反報告)
きみまろ - お気に入り40人突破ぁ!嬉しみ!! (2018年4月4日 23時) (レス) id: 8535c92be4 (このIDを非表示/違反報告)
きみまろ - ゆー菜っ葉さん» 返信、遅くなってスィスェん。 (2018年3月31日 20時) (レス) id: 8535c92be4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きみまろ | 作成日時:2018年3月7日 16時

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