アレルギーからの喘息5 ページ30
紫耀side
家に帰る途中、クーラーを効きすぎか、Aが咳をし始めた。
勇太が心配するも、治まらない様子。
赤信号で泊まり、バックミラーでAを見る。
｢ちょっと前から体調良くなかったんじゃない？｣
そう言うと、少し体をビクつかせる。
やっぱ、自覚あったのかな。
｢そんなんでよく検診もサボろうとしてたよな。｣
A｢…違うもん！！！！！｣
絶対、今日の検診をサボろうとしてたのは分かったから、Aの為にも少し怒る。
勇太｢ちょっと、A。そんなに大きな声ださないでも。また、咳酷くなるよ。｣
A｢お兄ちゃんには分からないよ！私の気持ちなんて！！｣
そして、家に着けばさっさと自分の部屋に上がるA。
勇太｢紫耀にぃ。怒らなくてもさぁー。｣
｢なんで。
悪いのはAやろ。あんな事してたら、いつまでも治らんやん。｣
そう言い合ってると、先に家に帰っていた玄樹にぃがいた。
玄樹｢また、どうしたの。
機嫌悪いAが無言で部屋に行っちゃったけど…。｣
玄樹にぃに一連の流れを説明すると。
玄樹｢喘息出てるなら、とにかく今も苦しんでるかも。ちょっと見てくる。｣
勇太｢今は玄樹にぃに任せるか。｣
玄樹side
部屋に向かえば、少しずつ聞こえる咳。
Aは、確かに病院嫌いだけど。自分の体を治そうと一生懸命で、それは皆分かってる。
なのに、なんで紫耀が怒るまで自己申告しなかったんだろ。
ｺﾝｺﾝ
｢入るよ？｣
ゆっくり扉を開ければ、クッションに顔を押し付けて、咳をしている姿が見えた。
｢A、先に吸入しよ？このままだと発作出ちゃうよ。｣
本人もこの状態が怖いのか言うことを聞いてくれる。
吸入もAなりに頑張ってしてる。
なのに、どうしてこんなことに？？？
｢落ち着いてきたね。｣
一言そう言えば、急にAは号泣。
なになに！？
喘息が出た事によるものではなさそう。
それこそ、紫耀から怒られたこと？
もっと他に理由が？？
｢ど、どした？？｣
このAの号泣に、皆が下のリビングから走ってくる音が聞こえる。
そこには紫耀も。
勇太｢何事！？｣
紫耀｢なんかあった？｣
A｢ごめんなさい。ﾋｯｸ……ごめん…なさ…。｣
｢ん？何がごめんなさい？｣
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ことみ - 分かりました！次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい！ (2019年11月1日 21時) (
レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります！これからもよろしくお願いします！！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました！とても面白かったです！これからも頑張って下さい！ (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます！本日更新しますね！そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします！！ (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです！続きが気になるので更新お願いします！これからも頑張って下さい！ (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yumia | 作成日時：2019年5月8日 20時
