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アレルギーからの喘息4 ページ29

勇太side

「はい、診察するよ。
体調どう?」

A「…。」

無言…。
やっぱり体調悪いのかな?

「先に胸の音聞くね。
深呼吸して、リラックスしててね。」

嫌そうだけど、ゆっくり深呼吸をしてくれるA。

背中もよく肺の音聞く。


「はい、おしまい。」

若干、喘鳴が聞こえる。
酷くならなきゃいいけど。

「最近、自分で何かしんどかった事とか心配事はない?」

A「…ない。」

優しい聞いてみるも、本人は喘息が出ていることを認めない。
あまり問い詰めてもと思って、様子を見ることに。

「そっか。吸入の回数だけ確認させて?」

診察室に入ってからはほとんど口を開かないA。


「A。お兄ちゃん、もうすぐ仕事終わるから、一緒に帰ろ?」

A「うん…。だけどね、勇にぃ。結衣が待ってるから……。」

紫耀「それなら、安心して。山田先生と帰るらしいから。」

A「…。」

「あ、紫耀にぃじゃん。」

どうやら、久しぶりに早く帰れるみたい。
Aは、どうしても俺たちと離れたいみたい。





Aside

結局、勇にぃだけでなく、紫耀にぃまで一緒に帰ることに。

最近、少し体に違和感を感じるけど、喘息は出ていない。

でも、わかったよ。
勇にぃの顔が少し強ばってたから、きっとまた悪くなってるんだろうなーって。

そんな自分に嫌気がさし、一人で帰りたかった。まだ、そんなに外も暗くないし、自分で体調管理するから、今はほっといてほしいよ。




紫耀にぃの運転で、家に帰る。

湿度が高いのか、少し蒸し蒸しした感じ。
空調を利かしている車内。

「ゴホッゴホッ…ッ…。」

乾燥しているのか、少し咳が出てきた。

勇太「A?大丈夫??」

背中を擦ってくれる勇にぃ。
でも、その効果も虚しく、一度出た咳は中々治まらない。

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ことみ - 分かりました!次回は移行後ですね!!楽しみにして待っています!!頑張って下さい! (2019年11月1日 21時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» いえいえ^^*次回は移行後になります!これからもよろしくお願いします!! (2019年10月29日 23時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 更新ありがとうございます!!お話読ませていただきました!とても面白かったです!これからも頑張って下さい! (2019年10月28日 20時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)
yumia(プロフ) - ことみさん» ありがとうございます!本日更新しますね!そろそろ移行も考えております。今後もよろしくお願いします!! (2019年10月26日 21時) (レス) id: d41151a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ことみ - 私はこの小説がお気に入りです!続きが気になるので更新お願いします!これからも頑張って下さい! (2019年10月25日 23時) (レス) id: 0327457350 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yumia | 作成日時:2019年5月8日 20時

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