episode10 ページ12
途中にあった憲兵には連絡がまだいっていない、ということはやはりさっきのものはゼン殿下が達したわけではないのだろう。
記憶が曖昧な分、白雪の方が城に詳しいだろうと思い白雪のあとに付いていくことにした。
螺旋階段のようなところを走りながら登っていると、微かに風を切る音が聞こえた。
白雪の腕を軽く引き抱きしめ反転し抱きしめると、フードに何かが刺さる感覚がした。
｢A！なんか、今飛んできて……大丈夫？｣
片手をフードに刺さったものに伸ばし引き抜く。
それが矢だと気づくと白雪は青ざめる。
｢なんで城内に矢が……！A怪我してない！？｣
『うん大丈夫。それに、怪我してもここには優秀な薬剤師さんがいるからさ。』
そう言いながら矢に付いた文を見る。
《赤髪のお客人 その先一歩も踏み入る事なく 立ち去れ》
｢これ……っゼンに近づくなってことだ……。｣
矢の飛んできた方向に目を向けるが生憎とアルビノであるAの目には光が強すぎて相手を探ることも出来ない。
一方矢を放った本人の目は、依頼の時に伝えられていた赤髪ではなく、アルビノ特有の髪や瞳を持ったAに注がれていた。
｢な……んであいつがここに……。｣
すると赤髪の少女とAはさらに奥へと進んでいく。
｢あら！？奥に進んだ！？｣
おいおい と言いつつもその姿を目で追う。
｢嘘だろあの子……今ので逃げ出さないのか……？｣
普通の人間ではまずありえない行動に冷や汗が出る。
しかし随分と遠回りをするものだ。
これは好都合と思いクナイを構える。
｢早く帰んなお嬢さん達。｣
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セラ(プロフ) - 続き気になります！とても好きな作品です！なので更新楽しみにしてますね！ (2019年10月15日 18時) (
レス) id: 5880a74d39 (このIDを非表示/違反報告)
yumi823416(プロフ) - オビの相棒になりたいさん» ひゃぁぁぁ、本当にコメントが来るとは思っていなくて今嬉しい発狂をしております((( これはやっぱり説の立証が出来るのでは！？！？わかります、どこか似たところを感じますよね! ! ありがとうございます〜〜!! (2018年11月8日 0時) (レス) id: 0f61d323b1 (このIDを非表示/違反報告)
オビの相棒になりたい - いつも楽しみに更新待ってます！！私はオビ推しで、アル戦ではギーヴが好きです！何となく似てるような気がするんですよね。もし作者様が、アル戦の夢小説をしかもギーヴのお話を作る事になったら飛んでいきたいと思います＼( ~∇~)／ これからも更新頑張って下さい！ (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d9e5a847b (このIDを非表示/違反報告)
yumi823416(プロフ) - まるさん» 画面を切った際にまた付いていたようです、コメントのおかげで気づくことが出来ました；；教えて下さりありがとうございました！ (2018年10月28日 15時) (レス) id: 0f61d323b1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月28日 15時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ〜みん | 作成日時：2018年10月28日 14時
