白い翼 ページ29
そして次の日。
私達は“魔法生物飼育学”という初めて受ける授業のため、山道を歩いていた。
ハリ「グリムのことシリウス・ブラックと関係あると思う？」
『ハリー、本気にしちゃダメよ。あんなの出鱈目』
ハー「えぇ、正直言って占い学はとてもいい加減だと思う、Aの言う通りよ。
それより古代流文字学の方がよっぽど面白いと思わ」
ロン「待てよ…いくつ授業執ってるの？
不可能だろ。古代流文字学は占い学と同じ時間だよ」
ハー「バカ言わないで……同時に二つの授業に出るなんてしてないわ」
『…ふーん？』
ーー
ハグリッドが小屋の外で生徒を待っていた。
ハグ「いいか、付いて来い。今日は皆にいいものを見せる」
と言って山中へと連れていく。
ハグリッドが咳払いをした。
ハグ「さあ、みんな美しかろ…バックビークに挨拶しよう」
と言って奇妙な生き物を見せる。胴体、後ろ足、尻尾は馬で、前足と羽根と頭部は巨大な鳥のように見える。
ぎらぎらした目とくちばしは鷲にそっくりだった。
『わあ、素敵。何ていうの？』
ハグ「ヒッポグリフって言う生き物だ。
最初に言うとくが、こいつらは誇り高い。すぐ怒るから絶対侮辱しちゃなんぜえぞ。
…さて、誰から挨拶する？」
ハグリッドがそう言うと、バックビークを見ていた生徒達が後ろに下がり、私も合わせて下がる。
ハリーはそれに気付かなかったらしく、必然的に前に出たように見えたのだろう、ハグリッドはにっこり笑ってハリーに餌を投げた。
儀式のようにお辞儀をしたり撫でたりした後、ハリーはバックビークの背中に乗せてもらっていた。
そして、バサッと大きな翼で羽ばたくと、ハリーを乗せたまま大空へと飛び立った。
生徒達からは歓声が上がる。
暫くして、ハグリッドが口笛を吹くと、バックビークが戻って来た。
拍手が湧く。ハリー嬉しそう、うふふ
＿＿＿＿＿え？
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カレー(プロフ) - 文章の書き方が好き過ぎて今日で一気に読んじゃいました…！！続きが楽しみです〜！！更新お待ちしてます〜！！ (2023年3月26日 22時) (
レス) @page50 id: 9e3ac0d23e (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 続きが楽しみです (2023年1月8日 8時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月4日 12時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (2022年3月27日 12時) (レス) @page50 id: 5c2d649dea (このIDを非表示/違反報告)
なーりん(プロフ) - 続きがみたいです更新待ってます (2021年12月4日 23時) (レス) id: f918c3d779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2020年1月3日 13時
