占い学の授業 ページ22
翌朝
ハー「A、起きて！」
『あー…おはようハーマイオニー、今日も可愛い…ね…すぴー』
ハー「起きなさい！」
『はぁい…』
ハーマイオニーの起こし方はこの2年間でプロレベルに成長した。
普通に揺すっても起きないため、最初から耳元で叫ぶように私の名前を呼び、布団を剥ぎ取り、私の上半身を起こして肩を揺する。
この起こし方はセブルスより断然上手い。起きなければ命の危機なのだ、起きるしかない。
ーー
大広間で朝食を摂っていると、ハリーから話しかけられた。
ハリ「ねぇ、A」
『なに？』
ハリ「聞いた？僕とAが、シリウス・ブラックに…」
『あぁきいたよ。だから私皆より早く学校にいたの。』
ハー「そうだったのね」
ロン「どうせスネイプの過保護だろ？」
『よくお分かりで。』
ーー
1時間目は占い学だった。
初めて受ける占い学。私は占いの類が大嫌いなので分かりやすく不機嫌だった。
トレローニー先生が喋り出す。私はそっぽを向いてシリウスと会う方法を考えていた。
トレ「ようこそ子供たち…このクラスでは占い学の気高き術を学んでいただきます。
皆様に眼力が備わっているかどうか見極めなくちゃ…私はトレローニー教授。
さあ、私と一緒に未来を鑑みて見ましょう。
今学期はお茶の葉の模様を読む術を勉強します。…葉は真実が読み取られるのを待っています。まるで書物のようにでまずは心を広げてみるのです。この俗世の彼方を……」
ハー「ばかげてるわ」
『同感』
カップにお茶が注がれる。ネビルを指差し「そこのあなた…おばあさまはお元気？」と聞く。
ネビ「元気だと思います…」ネビルが自信なさそうに答える。
「ほんとうにそうかしら…可哀想にで心を広げるのです。…死のオーラが出ています」
今度はパチルを見て「あなたには何が見えますか？」と聞いた。パチルが説明する「これは、ゆがんだ十字架だから、試練と苦難を意味する。それと太陽…これは、大いなる幸福を意味する。だから君は苦しむけど、それがとっても幸せで…」
あぁ本当、阿呆らしい。何だこの授業。
なんであんなオバサンに運命を決められなくちゃならないんだ。
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カレー(プロフ) - 文章の書き方が好き過ぎて今日で一気に読んじゃいました…！！続きが楽しみです〜！！更新お待ちしてます〜！！ (2023年3月26日 22時) (
レス) @page50 id: 9e3ac0d23e (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 続きが楽しみです (2023年1月8日 8時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！ (2022年4月4日 12時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (2022年3月27日 12時) (レス) @page50 id: 5c2d649dea (このIDを非表示/違反報告)
なーりん(プロフ) - 続きがみたいです更新待ってます (2021年12月4日 23時) (レス) id: f918c3d779 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2020年1月3日 13時
