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セブルスside
学年度末。
今日が終わればホグワーツは休暇に入る。
大広間でパーティが行われているが、そこにメアの姿はなかった。
ポンフリー曰く、どうやらクィレルの放った失神呪文が頭に直撃したらしく、言葉を交わせる状態ではないらしい。
そのため、ずっと医務室で寝たきりだ。
ポッター共が最近静かなのは、きっとそのせいだろう。
ー
パーティが終了し、あと一時間と少しでホグワーツ特急が出発する。
成績の結果発表は酷いものだった。
最初はスリザリンが1位だったというのに、先日のポッター共の健闘を称えるとかどうとかで、結局グリフィンドールが優勝した。
医務室のドアを開ける。メアはベッドで目を閉じていた。
スネ「メア、」
思わず出たその言葉。
『……………』
答えることのない君。
スネ「＿＿っ」
ぱち
『…あ、セブルス』
スネ「＿＿＿＿＿ｯ!?!?!?!?!?」ﾋﾞｸｩｩｩｯ
『んー…？なんで私医務室に？ていうか今何時何分？』
ま、待て。何故こいつは普通に喋っている？私は夢を見ているのか？あぁそうだな、きっとそうだ
スネ「…ｯ、メア、何ともない、のか？」
『…んんー、あ、そういえばなんとなく頭が痛いかもしれないけど…心は元気だよっ！！……うおっ』
どうやらこれは現実らしい。
ベッドから勢いよく起き上がった瞬間、またボスンとベッドに倒れ込んでしまった。
…当たり前だ。先程まで寝たきりだったというのに。
スネ「学年度末のパーティは終了した。優勝は、…貴様の寮だ。｣
『えぇ！？ほんとに！？やったぁ！！』
スネ「…ﾌﾝ。嗚呼そういえば、あと少しでホグワーツ特急が出発する。」
笑顔が、まずいとでも言うような真顔に変わる。
『…あらま、大変。』
スネ「家に帰るのか？」
『…あ、どうしよう。家に何も知らせてない。』
スネ「＿＿ならば、我輩の家に来ればいい」
やめろ
『え？いいのっ！？』
まだだ、まだ、駄目だ＿＿＿
スネ「＿＿＿＿＿＿否、」
『へっ？』
スネ「済まない、聞かなかったことにしてくれ、メア。」
もし君と、共に暮らしでもしたら
きっと、嫌われてしまう
壊してしまう。
壊れてしまう。
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めあ(プロフ) - レオさん» いつもありがとうございます^^想像しやすいよう文章を考えているので、そう言われるととても嬉しいです…！ (2018年7月2日 18時) (
レス) id: 543aaa1f60 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 更新お疲れ様です！セブルスの感情がくすぐったくて、顔がニヤニヤしてしまいますね///// (2018年7月2日 9時) (レス) id: bf6acc7bbc (このIDを非表示/違反報告)
レオ - ほんとですか！すごい嬉しいです( ´ ▽ ` ) (2018年7月1日 22時) (レス) id: bf6acc7bbc (このIDを非表示/違反報告)
めあ(プロフ) - レオさん» ありがとうございますぅぅっ！！更新してきますね！ (2018年7月1日 21時) (レス) id: 543aaa1f60 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - とてつもなく好きです､､､セブルスが可愛すぎます/////更新頑張ってください！ (2018年7月1日 21時) (レス) id: bf6acc7bbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めあ | 作成日時：2018年6月18日 7時
