加護欲掻き立て系彼女【山田一郎】

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一郎side





PM1:20





一「メシ食ってきたか？」





リビングで荷物を置いているAに、キッチンで飲み物を入れながら話しかける。






「うん！お昼はワッフルメーカー使ってワッフル食べてきたの。美味しかった〜」






はいもうかわいい。全てが可愛い。

なんだよ。ワッフル食べてきたの！！って。え？殺す気？？ワッフルで俺を殺す気？？？





一「そうか。じゃー映画借りたんだけど、それでも見るか？？」





「借りてきてくれたの？わざわざありがとう、一郎君」





そう言ってAは笑顔でとたとたと小走りでこちらへと走り寄ってきた。






効果音がっ.........！！走る時のSEがもう可愛いんじゃ.................っ！！！！！！！！！






そんなAに

「ココアとコーラどっちがいい？」と聞いて、まあ勿論の如く

「ココア！！」と答えた俺の可愛い彼女にココアを持たせ、リビングのテレビ前のソファーへと向かった。








彼女はまだ知らない。
俺が借りてきた映画が彼女の苦手なホラー映画と、純愛に見せ掛けたちゃんとそのようなシーンもある濃いめの恋愛映画の2本立てということを.........。

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