悪役ヒロイン (ページ50)

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幸せ(END) ページ50

数ヵ月後

太「やっぱり似合ってる」

ｶﾞﾁｬ

稜「２人ともほんとにおめでとう」

愛「高校からずっと続いて結婚するなんて尊敬！」

祐「色々あったと思うけどよかった！結婚おめでとう」

佑「僕も早く見つけないと笑」

編「松尾！って…このメンバー…もしかして！？」

『そうです！こちら私の働いてる雑誌社の編集長の琴沢真希さん！』

編「Aから話は聞いてました！お会いできて光栄です！」

愛「こちらこそです！」

なんて話しながら皆外へ出た

太「A？」

『太陽は行かんでいいん？』

太「うん。ちょっとAと話したかったから」

『そっか』

太「色々あったな。今まで」

『うん』

大喧嘩して別れそうになったりと楽しい事ばかりではなかった

でも

祐基、船津、福田、愛華

皆がいつも助けてくれた

太「俺喧嘩して家１回出たことあったやん？」

『あった笑』

太「あんとき祐基にAの事僕が取るよ？って言われて我に返ってすぐ家帰ってん笑」

『出ていったって言っても2時間ぐらいで帰ってきたもんな笑』

太「Aって色んな人に好かれるから常に気は抜けんかった笑」

『そんなん太陽やって人気やったやん笑』

それからしばらく昔の話を振り返っていった

太「皆がおってくれて、Aがおってくれてほんまに俺は幸せや」

『そうやな。私もそう思う。太陽ありがとう』

太「なんか照れるな～笑」

稜「主役達～！」

『なんやその言い方笑』

太「稜雅らしい笑」

編「写真撮るからお二人さん真ん中立って！いくよ～！はい！チーズ！」

ﾊﾟｼｬ

見せられた写真は

卒業式に撮った写真と皆同じ位置に立って笑っていた

『皆。ありがと…ｯ』

太「A泣いてもた…どうしよ…」

祐「A任せて大丈夫かな笑」

愛「まだちょっと心配笑」

佑「あの二人なら大丈夫じゃない？」

稜「大丈夫だろ。あの二人なら」

太「A。俺がそばにおるから」

まだちょっと頼りないけど

『太陽の事大好きやで！』

太「やでって…俺に言わせてよ～笑」

『ごめんごめん笑』

太「これからも思い出いっぱい作っていこな」

『うん！』

左手の薬指がキラリと光った

番外編Fin