94 ページ47
貴方side
長蛇の列を目撃した私は硬直した。
「うわぁ、すごい列…!」
「待ち時間65分か…」
「でも話したりとかしてたらすぐ終わるよ!」
「まあそれもそうだな!」
そしてこんなことを言ったことに後に後悔することになる。
並んで数十分。
私たちはというとずっと無言のまま。
ぐ。きまずい…
こういう時は話題を降らないとね!
趣味の話とかでいいよね!
「く、窪谷須くんご、ご趣味は…?」
お見合い風に聞いてしまった…
「いや、俺はとくに…仲神は?」
「わ、私も特に…」
はい、終了。
次だ、次こそいい話題探さないと…!
そう考えてると窪谷須くんから話題を降ってきてくれた。
「そういやこの前話してたバイトってどんなバイトなんだ?」
窪谷須くん…!
私が変な話題出しちゃったから気使ってくれたんだね!!
毎回思うんだけど、斉Ψの男子キャラみんな優しすぎない!?
あーもう好き!!大好き!!
「普通にアパレルだよ!洋服売ったりするやつ」
「あ、そういや前も言ってたな!そうだ、今度瞬とか連れて見に行ってm(「だ、だめ!」え、なんでだよ」
うおおお!?かと思えば何を言い出すんじゃわれぇ!?
詳しくは聞かれないと思って黙ってたけど、アパレルとは言っても私が今度行くアパレルはとってもギャル系なのだ…!
へそ出しとか余裕でするようなところなのだ…!
なんか某ハムスターみたいな話し方になったけど、そこは気にしないで、じゃなくて!
とりあえずそんなところは絶対に見られたくないのである!!
「は、恥ずかしいじゃん!絶対来ないで!」
そしてなんやかんや話題はことを進み、自分達の順番にまで話題が続いた。
そして絶叫マシーンを乗り終えると、想像以上に凄すぎていくら絶叫マシーン好きとはいえ腰を抜かした…
窪谷須くんに肩を貸して貰ってベンチに座ると、飲み物を買ってくると言って窪谷須くんは遠くに行ってしまった…
私ってば本当に情けなすぎる…
すると私の前に2人の男性が立ちはだかった。
道案内ならよそにしてくれ…私は今落ち込んでるのだ…
「お姉さん1人で座って何してんのー?」
「つーか結構可愛くね?いくつ?俺らとタメくらいっしょ」
そう言って両隣に座る男ども。
何となり座ってんだ。どけ。失せろ。香水くせえんだよ。あっち行け((
72人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆん(プロフ) - Myu.さん» コメント有難うございます!最近は少し遅めになってしまっていますが、まだまだ更新し続けるつもりですので、よろしくお願い致します。 (2019年12月20日 9時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
Myu.(プロフ) - コメント失礼します。占ツク自体久し振りの浮上となり気になる小説を探していた所この作品と出会い、完結していなかった為もしや良くあるお蔵入りパターンかな…と思いきや現在進行形で更新されている作品だと気付きとても嬉しく思いました。頑張ってください。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: a5e761f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - sen000さん» 有難うございます。これからも更新頑張らせて頂きます!失礼します。 (2019年12月5日 21時) (レス) id: c019219ff5 (このIDを非表示/違反報告)
sen000(プロフ) - 珍しいトリップ夢で文章も読みやすく、続きが非常に気になる作品です。次の更新も楽しみにしてます! (2019年12月5日 11時) (レス) id: 3519034d49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆん | 作成日時:2019年12月3日 15時