第34話 ページ35
嗚呼、そうだった。
父上と母上は、ありもしない罪で御番所へと連れて行かれたんだ……。
？「御奉行様！！どうか、どうかお話をお聞き下さい！！父上と母上が、そのような……！！窃盗するはずが御座いません…！！！何かの間違いです！！！」
奉行「息子であるお前が、両親を庇いたい気持ちはよーーーくわかる。だがな、これは事実だ。届出があったのだ」
？「と、どけ……で……、ど、どなたから…！」
奉行「お前さんの家の向かいのご老人からだ」
向かいの老人とは、父上と母上とは仲が良かった。
そんなこと、あるはずなかった。
？「それならば！！！尚更…！！」
奉行「くどい！！！」
？「！？」
奉行「私の決定が全てだ。しかも十両も窃盗したそうじゃないか。それは死罪！！辛かろうが、これが決定事項！！覆ることはない！！！」
俺の声は誰にも届かず、父上と母上は斬首された。
？「うわぁぁぁぁあああああああ！！！！！あああああああああ！！！！！！」
父上と母上の首を抱え、ただ泣き叫んだ。
嘘だ、こんなの嘘に決まっている。
優しい父上と母上が盗みをするはずない。
お金は困らない程度にあった。
そんなこと、何故？こんなことに？？
ふと聞こえてしまった、野次馬から。
モブ「おいおい、本当に死罪になりやがったぞ」
モブ「なあ？俺も驚いたぜ、まさかあの老人から騙し取った金をアイツらが盗んだって言ったら、まんまと信じて御奉行に言うとはなァ」
オマエラカ
あんな、あんな！！！性悪のせいで！！！
ろくに話も聞かない腐った御奉行のせいで！！！
父上と母上は！！！
おのれ！！！おのれ！！！
人をゴミのように！！！虫けらのように見下しやがって！！！今度は俺が！！！お前らを虫けらみたいに！！！
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あるま。(プロフ) - 実弥＆左馬刻＆勝己ラブさん» ありがとうございます！！なるべく毎日更新出来るよう頑張ります！！ (2022年2月5日 3時) (
レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
実弥＆左馬刻＆勝己ラブ - 凄く面白いです^ ^相変わらず実弥カッコいい(^ ^)ほぼ毎日読んでるんですが、飽きません！こういう小説好きです。更新毎日楽しみにしていますヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪ (2022年2月4日 21時) (レス) @page20 id: 46d98ab23b (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» コメントありがとうございます！！今後の展開で分かりますー！！！ (2022年2月2日 22時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - あるま。さんこんにちは*Flonaison*です。昨日仕上げた内容ですがヒロインは鬼が潜伏してないか情報を探るのですが鬼は一体どこにいるのでしょうか😥 (2022年2月2日 16時) (レス) @page17 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» ひえ、ありがとうございます！！色々設定考えてるので、書き込めるよう頑張ります！！ (2022年1月30日 21時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるま。 x他1人 | 作成日時：2022年1月28日 4時
