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第15話 ページ16

今日は任務の対象である組織に属すると思われる鬼が目撃された現場へと向かった。


炭「対象の組織に属する鬼は、どうやって見分けるんだ?」
実「刺青だ。組織に属する鬼には、左頬に梵字が彫られてるそうだ」
善「ぼんじ?」
伊「ぼんじってのはなんだ!食えんのか!!」
玄「なんでも食べようとするんじゃねぇよ。梵字ってのは神仏を表す神聖な文字だ」
『つまり組織の大将は神のように崇め奉られてるってわけだ』


尼宮の推測が正しければ
とんだ宗教みてぇな組織だなァ……。
目撃された現場に着けば、竈門がしゃがみ込み匂いを嗅ぐ。


実「臭うか」
炭「微かに残る血の臭いと鬼の匂いだ……。でもこの血の範囲だと、もう……」


喰われた人間は駄目か…。


炭「鬼の匂いはあっちまで続いています」


指さした先にあるのは


『町か』
善「嘘でしょ!?まさか、町で人に化けて潜んでんの??」
伊「おもしれぇ!!!」
玄「どうやって探し出すんだ?被害出すのは不味いだろ」


尼宮は上を見上げる。


『町の規模を確認してから対策考える』
実「出来るか」
『私とこいつならな』


俺の質問にチラッと視線だけで俺を見てから、
また上を見上げる。
手を上に挙げれば鎹鴉が飛んでくる。


《呼ンダカ!A!》
『町の規模確認だ』
《任セロ!!》


それだけ言って飛んでいく。


善「え、なにするの」
実「鎹鴉が言って帰ってきた時間で町の規模を測るんだ」
伊「んなこと出来んのかよ!!ままみやすげぇな!!」
炭「尼宮さんだぞ、伊之助。時間はどうやって測るんですか?」
実「アイツの時間感覚は絶対だ、問題ねぇ」


しばらくすると鎹鴉が戻ってくる。


『…人口400人程度の町だ、あまり大きくはないな』
《一ツダケ、大キナ建物ガアッタゾ!偉ソウナヤツガイソウダ!!》
『じゃあそこ行くぞ。竈門炭治郎、黄色いの、人に化けた鬼を見破れるか』
炭「出来ます」
善「(黄色いの……覚え方……)たぶん、音でわかる」


尼宮と目配せをする。
決まりだな。


実「行くぞ」

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あるま。(プロフ) - 実弥&左馬刻&勝己ラブさん» ありがとうございます!!なるべく毎日更新出来るよう頑張ります!! (2022年2月5日 3時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
実弥&左馬刻&勝己ラブ - 凄く面白いです^ ^相変わらず実弥カッコいい(^ ^)ほぼ毎日読んでるんですが、飽きません!こういう小説好きです。更新毎日楽しみにしていますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ (2022年2月4日 21時) (レス) @page20 id: 46d98ab23b (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» コメントありがとうございます!!今後の展開で分かりますー!!! (2022年2月2日 22時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - あるま。さんこんにちは*Flonaison*です。昨日仕上げた内容ですがヒロインは鬼が潜伏してないか情報を探るのですが鬼は一体どこにいるのでしょうか😥 (2022年2月2日 16時) (レス) @page17 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» ひえ、ありがとうございます!!色々設定考えてるので、書き込めるよう頑張ります!! (2022年1月30日 21時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるま。 x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 4時

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