第5話 ページ6
『さっさと行こ』
不死川さんはこめかみをひくつかせながらも、
Aさんの隣を歩く。
実は仲良しなのか?この二人。
玄「よろしくな、炭治郎」
炭「ああ、よろしくな!玄弥!」
今回はどうやら、鬼舞辻無惨の従える鬼とはまた違った組織の鬼たちがいるそうで、その組織を壊滅?させるのが今回の任務らしい。
炭「別の組織……ってことは、相手は複数人いるってことか…」
善「複数人って、どれくらいいるの!?こっちは六人だよ!?六人!!無理無理無理!!!!今度こそ死んじゃうよォ!!!!」
伊「上等だ!!まとめて相手してやるよ!!!」
玄「騒がしいな、相変わらず…」
前の方では何か会話をしてるみたいだ。
実「お前は今回の任務、どう思う」
『疲れる』
実「そうじゃねぇよォ…。なんで、そんな組織が存在するのかってことだァ…」
『知ってどうする。それを知ると壊滅出来るのか?』
ああああ、キレるか!?ここで!?
『向かってくる鬼の頸を全部斬り落とせば済むだろ』
実「はっ…、違いねぇなァ……」
Aさん、思ってたより脳筋だぞ!?
善「た、炭治郎!!」
『囲まれた』
炭「!!」
しまった、二人の会話が気になりすぎて気づけなかった!!
全員で背中合わせになる。
Aさんと不死川さんが刀を抜くのを見て刀を抜く。
玄弥は銃を構え、伊之助も刀をかかげ、善逸はまあ…いつも通りだ!!
「ひっひっひっ……人間だ……」
「女はいねぇのか?」
「ガキは美味そうだなァ……傷のある三人は殺して、残りの三人を食うとしよう」
「でもよぅ、顔に傷ある背のデケェガキは美味そうだぜぇ?俺はアイツを食う」
「んなの殺してから決めればいいだろ」
「さっさと殺ろうぜぇ…!」
数は六!こっちと同じだ!
そう考えた瞬間、不死川さんが俺たちの頭を地面に押し付ける。
炭「!?」
善「な、なに!?」
伊「何しやがる!!」
玄「に、にいちゃ…!?」
実「死にたくなかったら動くな」
ちらりと上を見上げれば、Aさんが既に跳躍していた。この匂い、技を使うんだ!!
『雪ノ呼吸、弐ノ型……
吹雪をまとった斬撃が、
たった一振りで鬼たちの頸を斬り落とす。
善「っ…!!」
『さっさと凍って砕け散れ』
静かに着地と同時に凍りついた鬼たちは粉々に砕け散った。
感心している俺たちを横目に、
善逸はAさんを恐ろしいものを見たような顔をしているのに、俺は気づかなかった。
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あるま。(プロフ) - 実弥&左馬刻&勝己ラブさん» ありがとうございます!!なるべく毎日更新出来るよう頑張ります!! (2022年2月5日 3時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
実弥&左馬刻&勝己ラブ - 凄く面白いです^ ^相変わらず実弥カッコいい(^ ^)ほぼ毎日読んでるんですが、飽きません!こういう小説好きです。更新毎日楽しみにしていますヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪ (2022年2月4日 21時) (レス) @page20 id: 46d98ab23b (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» コメントありがとうございます!!今後の展開で分かりますー!!! (2022年2月2日 22時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
*Flonaison* - あるま。さんこんにちは*Flonaison*です。昨日仕上げた内容ですがヒロインは鬼が潜伏してないか情報を探るのですが鬼は一体どこにいるのでしょうか😥 (2022年2月2日 16時) (レス) @page17 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
あるま。(プロフ) - *Flonaison*さん» ひえ、ありがとうございます!!色々設定考えてるので、書き込めるよう頑張ります!! (2022年1月30日 21時) (レス) id: 030aba5c68 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あるま。 x他1人 | 作成日時:2022年1月28日 4時