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「こりゃあ、」


朝から呑んでいた月が、そう言いかけた黒江の頭をぽんぽんと叩いた。


「そんな事より、黒江。お前、童のチェリー食べたじゃろ」

「あー…、」


食べたね、そう言うと月の顔に影がかかった。
やっぱり駄目だったかね、なんて黒江は内心笑う。


「今日は、どんな武器が出てくるかのぉ?
ーー『月詠』」

「ちょっ、待ちなよ」


月の背後から、巫女服を着た美しい女性が現れた。
黒江が止めようとすると、はいストーップ、と美影が止めに入る。


「不動君もストップ。そのペンをしまって」


月さんのチェリーを食べたのか、黒江ェ…、と立ち上がった不動も止めた。


「ん〜、どんな奴か解ります?…と言っても解りませんよねー…。
解ったら、パソコンでちょちょいのちょい!だったのに」

「あーん、東雲ちゃん可愛いぃ〜♡」


すかさず東雲に抱きついた黒江は放っておくとして、不動はため息を吐くとソファに座った。


「解った。それを聞いた以上、動かない訳にはいかないしな」

「今回は危険と思われるから、君は家で待つといい。
何かあったら、連絡するさ」


言うと依頼人は、有難うございます、と頭を下げた。


「おっ、という事は調査開始ですかー?」


山吹がケラケラ笑いながら、椅子から身を乗り出した。


「ああ、そのようだね」

「でも私、聴き込みとか嫌いだよ?」

「それなら良い当てがいるよ」


黒江は、ニヤリと笑った。

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ラハル - アノさん» ありがとうございます!他の作者様の素敵な文に負けがちですが精一杯やらせていただきますのでよろしくお願いします!! (2017年3月5日 22時) (レス) id: a67c8f74a0 (このIDを非表示/違反報告)
神羅(プロフ) - アノさん» お褒めに頂き光栄です(*´∀`) 更新遅れてますが頑張りますね(^o^ゞ (2017年2月24日 20時) (レス) id: a22dd21ad8 (このIDを非表示/違反報告)
アノ - 凄く楽しく見せてもらっています!凄くこの作品好きなので更新頑張って下さい!応援しています! (2017年2月24日 20時) (レス) id: 09388b2c82 (このIDを非表示/違反報告)
ラ八ル(プロフ) - 花園イリアさん» ありがとうございます!とても嬉しいです!これからも頑張るので宜しくお願いします!! (2016年11月25日 22時) (レス) id: dcc66ec7ef (このIDを非表示/違反報告)
神羅(プロフ) - 花園イリアさん» 有難う御座います! ご期待に添えるように頑張りますね(*´ω`*) (2016年11月22日 9時) (レス) id: a22dd21ad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神羅 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年9月5日 18時

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