地獄先生ぬ〜べ〜＊転校生のあの子は陰陽師!?＊

Act,43 ページ45

文化祭は大盛況で幕を下ろした。
余談だが、Aが飛び入り参加したカラオケ大会で実際に歌ったが、曲のチョイスと歌声が神がかっており、一番賑わっていたらしい。
さすがは美少女陰陽師。←
で、今は鵺野、A、まこと、広、郷子、法子のメンバーが屋上で打ち上げの真っ最中。


郷「いずなさんのアドバイスは良かったかもね。」

広「今度また百物語するか？」

ぬ「だーかーら！面白半分で妖怪や幽霊を呼び出すなよ！」

ま「落ち着いて、ぬ〜べ〜。」

あ「いずな？誰？」


賑わう会話の中で知らない名前が出てきたものだから、Aは不思議そうにした。


郷「あ、そういえばAちゃん、あの日いなかった！」

あ「私は陰陽師、規則として逢魔ヶ時は早めに帰る事になってるの。簡単に言えば、放課後は自由じゃないって事。」

ま「逢魔ヶ時って確か夕方から夜の時間帯だっけ？」

ぬ「そうだ、まこと。その時間帯が妖怪や幽霊が現れやすい時間帯とされてるからな。」

法「A、今日はいいの？」


その話を聞いて法子は不安そうにAに尋ねた。


あ「多分大丈夫よ、法子。今日くらいは我が儘を許されるかな、と思っちゃって。」

郷「というか法子もAちゃんも、いつの間に呼び捨て!!?」

あ法「｢今日から。｣」

郷「羨ましい！私も呼び捨てね！いい？」

広「なら俺も！」

ま「あっ、僕もいいかな？」


皆に囲まれてAは幸せそうに笑った。
鵺野は、そんなAを微笑ましげに見ている。


ぬ「(良かった……。少しは俺も、Aの笑顔に貢献できたかな、なんちゃって。)」

あ「まさか人気投票でお化け屋敷が一位になるなんて思わなかったよ！」

ま「まあ、ぬ〜べ〜の協力なしじゃあり得なかったって事で。」

全-ぬ「ありがとう、ぬ〜べ〜!!!」

ぬ「お前達……いやいや、こっちも悪かったな。」


目には見えない人間同士の繋がり、絆。
その絆は、確かに、そこに、存在した。
……絆を試される日が来るなんて、誰も思いもよらなかった。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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ラッキーカラー

あずきいろ

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