Act,41 ページ43
あ「私は大丈夫です、ぬ〜べ〜は?」
ぬ「俺も大丈夫。…というかA、さっき人の波でもみくちゃにされてただろ……。」
あ「(見られてた!)」
思いがけない鵺野の発言に、Aは羞恥で顔が赤に染まる。
ぬ「Aがいるって事は、法子と交代したんだな。これからどうする?」
あ「…………。」
ぬ「とりあえず、屋上に行こうか。」
あ「ちょっとぬ〜べ〜……!!!」
ぬ「此処にいたら、またもみくちゃにされかねないぞ!」
鵺野は自然にAと手を繋いで、屋上を目指す。
それを目撃していたのは……。
ま「ね、分かりやすいのに鈍感でしょ?」
広「あれでか……とんだ長い道のりだな。」
郷「Aちゃんは美少女の類だから、逆に縁がないパターンじゃない?」
法《「ぬ〜べ〜の鈍感にも磨きがかかってると思うよ……。」》
鵺野の秘密を知っている4人組(法子は電話での参加)と……。
玉「近衛流陰陽師は勘が鋭いのに、どうしてこのように面倒な者なのか……。」
呆れながら見送る玉藻だったとか。
あ「ぬ〜べ〜、手を離して下さいよ!////」
ぬ「……あ、わ、悪い!////」
あ「…………ぬ〜べ〜、忙しいんじゃないですか?」
Aは鵺野に一番気になる事を聞いてみた。
鵺野は軽く考えると、口を開いた。
ぬ「確かに、忙しいぞ。……まあ、今は休憩時間だけど。休憩時間だからこそ、Aと文化祭を楽しみたいんだ。……ダメか?」
あ「へっ!?//////」
ぬ「……あっ、いや、その!何て言うか……!//////」
鵺野の言葉にAは照れてしまう。
異性にそんな事を言われた事もないし、デート的な事を言われた事もない。
簡潔に言おう、Aは純粋な恋愛経験0美少女だ。
あ「……でも…ぬ〜べ〜に悪いし……。」
ぬ「ん?」
あ「(本当にあの日の事を話にしないのは嬉しいし、感謝してる。でも……ぬ〜べ〜に我が儘を言ったら、拒絶されそうで……。)」
ぬ「何だ?言ってみろ、A。」
あ「…………拒絶、しませんか?」
Aのか細い声は、鵺野にはちゃんと聞こえた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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サヤノ - 初めまして! 地獄先生ぬ~べ~の夢小説をこの目でしかと熱心に愛読しております、サヤノと申します、ヒロインちゃんが京都出身の陰陽師女子高生でめんこいヒロインちゃんです~、実は私も家族旅行先も京都での想い出は清水寺です! 以後よろしくお願いします。 (2017年6月18日 20時) (レス) id: bd4916d1d8 (このIDを非表示/違反報告)
゚*雫*゚(プロフ) - こんにちは(*'▽'*) そうだったんですね!! これからも更新頑張って下さいね!! (2014年12月15日 11時) (レス) id: 88d825ca19 (このIDを非表示/違反報告)
白崎夢兎(プロフ) - ゚*雫*゚さん» はじめまして、感想ありがとうございます!○NEと書いたのは、半角なのでLとIを一つの文字にしてしまったからですね。○が半角2個分だったもので……(-_-;) すぐに直しますね。ご指摘、ありがとうございます。これからも宜しくお願いします! (2014年12月15日 9時) (レス) id: d097c9cdc8 (このIDを非表示/違反報告)
゚*雫*゚(プロフ) - こんばんは(*'▽'*) はじめまして!! 夜遅くにごめんなさい(>_<) 物語読みました!! 面白いです!! 話しの中での◯NEってこれ1文字足りないですよね? (2014年12月15日 0時) (レス) id: 88d825ca19 (このIDを非表示/違反報告)
さやか@in率低下(プロフ) - 白崎夢兎さん» いえいえ! はい! 是非! とっても楽しみにしています! このお話大好きです♪ 更新ふぁいとですっ (2014年12月14日 13時) (レス) id: 4ba9cf9973 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白崎夢兎 | 作成日時:2014年12月2日 10時