地獄先生ぬ〜べ〜＊転校生のあの子は陰陽師!?＊

Act,31 ページ33

ま「広君！バケツを！」

広「！」


まことは水をかける事で、分身を消した。
広も、すぐに行動に移す。


あ「ぬ〜べ〜、封印を解いて下さい。打開策が見つかったから、私がチャンスを作ります。」

ぬ「分かった！郷子、目を閉じてろ！」

あ「臨兵闘者皆陣裂在前、出でよ我が式神、青龍。現れよ、退魔の弓矢！」


辺りに水が舞う中、Aは弓矢を構えた。
鵺野も封印を解いて、準備は出来ている。


あ「(ありがとう、まこと君、広君。このチャンス……無駄にはしない！)青龍の矢、聖水乱れ射ち！成敗！」


弦から手を離すと、矢は水を纏いながら分裂する。
そして適格に妖狐の分身に刺さり、消えていく。
最後の一本は……本物の妖狐に当たった。


狐「ぐわぁああぁあっ！」

あ「ぬ〜べ〜、お願いします！」

ぬ「任せろ！強制成仏ッ！」


妖狐は強制成仏を食らうも、ギリギリで逃げていった。


ぬ「……っ、待て！」


鵺野はボロボロの体で、妖狐を追いかけていってしまった。


あ「助かったよ…まこっちゃん…。」

ま「だから、まこっちゃんは止めてよ！」

郷「今のは…何なの…？ぬ〜べ〜の左手や、A……っ。」

広「近衛、一つ教えてくれ……。何で、隠してたんだ？」


郷子と広の質問に、Aは声を震わせて呟いた。


あ「怖かった…………。」


＊＊＊＊＊＊
ドラマ第２話が終わったら、ちょーっとゆきめちゃんと会わせてみようかなと思います。
ぬ「どうやってだ？」
あっはっはー！それは秘密だよ！
では、次回をお楽しみに！

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あずきいろ

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