地獄先生ぬ〜べ〜＊転校生のあの子は陰陽師!?＊

Act,25@ぬ~べ~side ページ27

今日も夜の見回りをする。
でも俺の頭の中は、違う事で埋め尽くされていた。
必要ない、そう生徒達に言われてるようで……。


ぬ「はぁ…………。」


何度目か忘れた溜め息。
あれから、律子先生や美奈子先生には心配されて、覇鬼には怒られて……。


ぬ「はぁ…………。」

あ「溜め息は幸せを逃がすんですよ、ぬ〜べ〜。」

ぬ「！A……。」


いつの間にいたのだろうか、彼女に気が付かなかった。
いつもの神聖な気配を感じない…もしかして、四神もいない一人身でここに？


ぬ「おま、四神は……？」

あ「家に置いてきちゃいました。……私はね、ぬ〜べ〜。２年３組はぬ〜べ〜もいないと２年３組じゃない気がするんです。初めて学校に通い始めたから、文化祭の事をよく知らないから言えるのかもしれないけれど。」

ぬ「A…………。」

あ「２年３組の皆にも言いたいけど、ぬ〜べ〜にも言いたい事があります。」


とても真剣な黒い瞳に吸い込まれそうな感覚に陥る。
とてもドキドキして、自分でどうしたらいいのか分からないからAの言葉を待つ。


あ「教えて下さい、ぬ〜べ〜。学校がどんなに楽しいのか、友達とはなんなのか、ぬ〜べ〜なら、２年３組なら、分かる気がするんです！」

ぬ「！ああ、勿論だ！」

あ「ありがとうございますっ！ぬ〜べ〜!!」


そう笑うAの笑顔は、暗闇の中でも輝いて見えた。


＊＊＊＊＊＊
これぞ惚れた弱みって奴ですね分かります。
ぬ「んなっ!!?//////」
律子先生やゆきめちゃんよりも好きなんでしょ〜？まあ、そのうちAさんとゆきめちゃんを会わせてみたいなぁ。
では、次回をお楽しみに！

Act,26@ぬ~べ~side→←Act,24@あなたside

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す