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怪我
大丈夫なの？貴女」
「「！？」」
「え？怪我？」
彼女の問いに、シャオロンとAが驚き、ナミは目を丸くさせる。
「怪我してるでしょう？
チラッと見えちゃったけど、手首とかにも傷あったでしょう？」
「…み、見えない様に、して…」
驚いたまま声を漏らすAは、動揺を隠し切れていない。
「ごめんなさいね。
私、"こういう事"出来るの」
ブワッ
「！？手が…」
「あーっ…悪魔の実か…」
＿＿＿ロビンの両肩に、手首で繋がった手が1つずつ現れる。その光景にAは驚き、シャオロンは思い当たる事があるのか、冷静に呟く。
「あれやろ。
"ハナハナの実"やっけ？
身体の一部を咲かせるとか」
「ええ、そう。
彼女気づいてないけれど、
気になって首元を少し捲ったのよ。
そうしたら包帯が見えたから」
「え…もしかして、
露出低いのってそう言う事…！？」
彼女の話を聞いて、ナミは驚いてAの方を見る。
「…な、なんにも…」
「手当はして貰ってるのよねっ？
うちに医者見習いいるけど、診て貰うっ！？」
「…え…？」
震えていたAは、ナミの言葉に別の意味で驚く。
「な、なんで、貴女が…心配？なんか…」
「？何となくよ？
ロビンが気になるなんて、相当酷い怪我をしてるんじゃないっ！？」
「だ、大丈夫、ですっ…。
先生に、治して貰ってるので…」
「あらぁ。
他校の子とも仲良くなってるの〜？」
「きゃあっ！？？」
「し…しんぺい、先生…」
突然Aの後ろに現れたしんぺいに、ナミは驚いて後ろに退がる。Aは落ち着く聞き慣れてきた声を聞いて、何処か嬉しそうにしんぺいの方を見た。
「〈海由学園〉の子達か〜。
初めまして〜？
僕、〈廻巡学園〉の保険医のしんぺいって言います〜」
「せ…先生なのっ！？
てっきり学生かと…」
「まあ大学部生だけどね〜？」
「生徒に変わりないんじゃない！焦ったわ！！」
しんぺいがのんびりとした口調で返す中、ナミはツッコミを入れる様にそう言った。
＃291 ページ41
「…あら、ごめんなさいね。
本人達と話した事ないから、噂で判断していたわ」
「おう、別にええわ。
これで何か言うて来るんやったら…
ただじゃおかへんかったけど」
ロビンに答えるシャオロンは、Aの手を握っている方とは逆の手で、パチパチと電気の様なものを放っている。
「ただ…
大丈夫なの？貴女」
「「！？」」
「え？怪我？」
彼女の問いに、シャオロンとAが驚き、ナミは目を丸くさせる。
「怪我してるでしょう？
チラッと見えちゃったけど、手首とかにも傷あったでしょう？」
「…み、見えない様に、して…」
驚いたまま声を漏らすAは、動揺を隠し切れていない。
「ごめんなさいね。
私、"こういう事"出来るの」
「！？手が…」
「あーっ…悪魔の実か…」
＿＿＿ロビンの両肩に、手首で繋がった手が1つずつ現れる。その光景にAは驚き、シャオロンは思い当たる事があるのか、冷静に呟く。
「あれやろ。
"ハナハナの実"やっけ？
身体の一部を咲かせるとか」
「ええ、そう。
彼女気づいてないけれど、
気になって首元を少し捲ったのよ。
そうしたら包帯が見えたから」
「え…もしかして、
露出低いのってそう言う事…！？」
彼女の話を聞いて、ナミは驚いてAの方を見る。
「…な、なんにも…」
「手当はして貰ってるのよねっ？
うちに医者見習いいるけど、診て貰うっ！？」
「…え…？」
震えていたAは、ナミの言葉に別の意味で驚く。
「な、なんで、貴女が…心配？なんか…」
「？何となくよ？
ロビンが気になるなんて、相当酷い怪我をしてるんじゃないっ！？」
「だ、大丈夫、ですっ…。
先生に、治して貰ってるので…」
他校の子とも仲良くなってるの〜？」
「きゃあっ！？？」
「し…しんぺい、先生…」
突然Aの後ろに現れたしんぺいに、ナミは驚いて後ろに退がる。Aは落ち着く聞き慣れてきた声を聞いて、何処か嬉しそうにしんぺいの方を見た。
「〈海由学園〉の子達か〜。
初めまして〜？
僕、〈廻巡学園〉の保険医のしんぺいって言います〜」
「せ…先生なのっ！？
てっきり学生かと…」
「まあ大学部生だけどね〜？」
「生徒に変わりないんじゃない！焦ったわ！！」
しんぺいがのんびりとした口調で返す中、ナミはツッコミを入れる様にそう言った。
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作者名：桜華 | 作成日時：2022年12月1日 13時
