第80話 ページ33
２日間の休日が終わり、朝日がリビングを照らす。
「おはよう･･･ございます･･･。」
「ん、おはようA。」
Aがリビングに入ると、兄さんとひとらんとエーミールが朝食を準備していた。
「朝起きれて偉いね。ご飯先食べな、他待ってたら騒がしくなるから。」
「？は、い･･･。」
ひとらんの話を不思議がりながらも、Aは席に着いて朝食を食べ始めた。
「Aさん、準備が早く済みそうなら一緒に登校しませんか？」
「！私、なんかで･･･良ければ･･･。」
エーミールに返事をすると、エーミールはAに微笑んだ。
「ふあ〜ぁ･･･なんや、エミさん･･･Aと一緒に登校するん？」
「おやロボロさん。おはようございます。」
「ロボロさん･･･おはよう、ございます･･･。」
「ん･･･おはようさん･･･。」
眠そうにリビングに入って来たロボロは、エーミールの隣に座る。
「ロボロさんも一緒に行きます？」
「ん、行こうかな･･･。」
ロボロはまだ少し寝ぼけたまま、エーミールに返事をした。
「では３人で行きますか？兄さんとひとらんさんはどうします？」
「俺はグルッペン達と出るよ。」
「俺も。オスマンと行くからいいわ。」
「･･･鬱さん達、は･･･？」
「あの人達、いつもギリギリに登校するので･･･。」
「(大丈夫なのかな･･･)」
Aは鬱達を心配しながらも、エーミールとロボロと共に朝食を食べ終わった。
そして着替え等を済ませて、Aは最後に髪を整える。
「･･･行って来ます、師匠･･･。」
Aは写真立てにそう言って、部屋を出た。
「！じゅ、準備出来た？」
廊下ではロボロが待っていて、少し照れながらAに声を掛けた。
「は、い･･･エーミール、さんは･･･？」
「エミさんなら、もう玄関おるで。やから行こうな。」
「･･･はい･･･。」
何やら張り切っているロボロの後について、Aは下へと降りた。
「あ、二人共。行けますか？」
玄関ではエーミールがすでに靴を履いて、二人を待っていた。
「おう、行けるで。」
「行け、ます･･･。」
「では、行きましょうか。」
「「行って来まーす。」」
「行って、来ます･･･。」
３人はそう言ってから、家を出た。
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眼目夢子(プロフ) - III IV IV〈みよよ〉さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいですっ！応援ありがとうございますっ！！まだまだ続きますのでよろしくお願いしますっ！！ (2021年11月8日 21時) (
レス) id: adc36b28e6 (このIDを非表示/違反報告)
III IV IV〈みよよ〉 - あかがみんが出て大興奮中の私ですwすごい面白いです！応援してます (2021年11月8日 21時) (レス) @page50 id: 416f1ef278 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼目夢子 | 作成日時：2021年10月7日 10時
