愛 さ れ た い 系 女 子 は 、必 ず 愛 さ れ る 。

心配されたい … 4 ページ4

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あぁ また今日も、風邪治らないんだ。







もう自分でも、どんどん性格悪くなってるの 分かってるよ？









けどさ、あの子が悪いんじゃん。









「あ、丁度よかった。


ごめんね、今日 部活出れないからさ」









「進めておいてくれないかな？」









部活で 美術室に向かおうとしていたとき、




先生に声を掛けられた。








一応、部長は綾菜で 副が私なんだけど









「はい！分かりました！」









そう笑顔で返事をした 綾菜。






…何言ってんの、







いつも進めてるの 私じゃん。









「やば、私 忘れ物した。



先行ってて。」









「え、A？



まあいいや、分かった！」









「よろしくね、部長さん！」









そういってから、





一旦教室に戻った 私。








忘れ物したんだし、






進めてくれてるよね、？









そう思いながら、美術室のドアを開ける。









一斉に、私に目線が集まったのが分かった。









「Aちゃん…」









「せんぱい…！」









嫌な 予感がした。







そんな予感は、当たってしまうもので。









「咳が止まらないらしくて、」









その言葉に



綾菜に視線を向けた。







ああ、これはさ








＿＿演技だね









進め方が分からなかったんでしょ、？






だから、風邪なのを利用して




私にやらせようとしてる。








これはさ、私の 勘違いなんかじゃなくて……









「お願い、ｹﾎｯ…A、」









分かりましたよ








綾菜サンの、お望み通り









...＿＿私が 進めればいいんでしょ？









責任感とか、そういうの





全くないよね、ほんと









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