ワンダーランドで我々は (ページ9)

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やんちゃな少年ページ9

一人目は、一番最初に決めたゾムになった。
ゾム「……で、どうやって呼ぶん？」
ロボロ「なんか最初にマメールさんに貰ってた本見れば？なんか載ってるんちゃう？」

件の本を読んでみたところ、ペンを手に持ち、出てくるように念じればいいだけのようである。

エーミール「本当になんだかファンタジーですねぇ」
グルッペン「わかったから呼ぶんだよあくしろよ」

ゾム「よっしゃ！出てこーい！」
一瞬の光とともに出てきたのは明るい茶色の髪に羽の髪飾り、全体的に緑色をした服を纏った年齢的に大学生ぐらいであろう少年だった。

ピーター「やっと呼んだか！オレはピーター・ザ・キッド。よろしくな！」
ゾム「ゾムや！元気よさそうな奴でよかったわ！よろしく！」

コネシマ「浮いとる！」
ピーター「ん？別に全員浮いてるわけではないけどたまにいるぜ」
トントン「あぁ、そこはピーターパン的な要素ってとこなんかな」

ピーター「俺らは勝手に出たり入ったりするけど呼んでくれたらしっかり来るからな」
シャオロン「結構自由なんやな」
ピーター「まぁ俺らにも自我があるからな！結構好き勝手やると思うぜ！」