$99$ ページ5
ディーノSide
アキの(恐ろしい)運転によって、リボーンの指定した目的地に着く
あそこまでヒデェ運転は初めてだぜ…!
あまりの気分の悪さに軽くふらつくが、当のアキはシャキッとしている
まるで酔っていないらしい。なんでだ?
不思議に思いながら、いつの間にかパンフレットを持ったアキが目的地の説明を始めていた
よくわかんねーけど…つまり、教会と神殿を合わせたようなものだよな?
なんて聞き流しながら体調を確かめる
よし、そろそろ症状も収まってきたｍ…
「あと、世間的には縁結びの神様として有名だな」
「はっ!?」///
ベシャッ
その瞬間、動揺した俺は足元の石段につまずいた
っ砂利がイッテェ〜〜!!
「……何をやってるんだ?」
……けど頭上の呆れたような視線の方が痛い!!!
「な、なんでもねぇぜ!?」///
転んでしまったみっともなさに思わず赤面するが、我ながら情けない姿だ
「……ハァ」
相手の溜息に、小さくなるしかない
俺…カッコ悪ぃ…
ズゥンと気持ちが下がっていると
ｽｯ…
「……行かないのか?」
目の前に、アキの持っているものと同じパンフレットが現れた
それを差し出しているのは、同行者であるアキで
「!、あ、あぁ勿論行くぜ!」
その事実で、テンションが一気にあがる
すぐさま立ち上がり、アキの横に並んで歩きだす
と、その前にパンフレットであることに気づく
「おっ、ここでなんかするみたいだぜ!」
灰色の木の鳥居と、バックには松の林がある場所で、“出雲大社”の看板が多くある
「えーっと、ここは…どこだ?」
ハハッ、パンフレット見たけど、まず現在位置が不明なので分からなかったな!
それでアキに尋ねると、溜め息をつきながらも説明してくれた
「ここは“勢溜-ｾｲﾀﾞﾏﾘ-”。出雲大社2番目にくぐる木で造られた鳥居だ」
そして、俺の方のパンフレットの一部を指差して現在位置を知らせてもらった
へぇー、今俺達ここにいるのか!
…にしても
「……何がおかしいんだ?」
そこでふと、あることに思い至ると自然に頬が緩み始めてアキに質問されたが
「ん?いやぁ、出会ったころだったら絶対教えてくれなかったよなー、と思ったらなんか嬉しくなってな♪」
思わずヘラッと笑ってしまった
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アオイ(プロフ) - 夜さん» ありがとうございますっ！ディーノSideで更新しましたーっ (2015年6月7日 1時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 面白かったです。更新を楽しみにまっています (2015年6月5日 2時) (レス) id: ac12fbc69d (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 詞葉さん» ありがとうございます！次はアキSideですが今日はちょっと更新できそうにないですすみません！ (2015年3月19日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
詞葉 - アキさん普通に了解するとかかっこいいですね！逆にディーノさんはうろたえててかわいいです！ (2015年3月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 627344cba8 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ここさん» 初めまして！ありがとうございます！最初からですか？お疲れ様ですｗはい、今日は更新日だったので更新しましたーっ (2015年1月25日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年9月12日 21時
