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ディーノSide
うぐぁああああ!!
記憶にもないことで殺されるのはマジ勘弁!!
そ、そりゃ酔った勢いで同意も得ず…なんてイタリア人の風上にも置けない所業だとは思うけどよ!!
思わずその場で頭を抱え込む俺
「…自分が酒を飲んでる途中で寝オチしたのは覚えてるか?」
すると、嫌な汗をかく俺に対し、アキは淡々とそう尋ね返してきた
「あ、あぁ…まぁ」
それに困惑しつつ、とりあえず答える
明らかにアキとの会話の途中から記憶が無いから、そこまではいい
「その後、僕では運べないから毛布を掛けて、悪いと思ったが僕だけベッドで寝た」
「いや、そこは全然気にしないでくれ」
寧ろそれで俺だけベッドに寝てたら罪悪感が半端ない
アキに運べない体重だった俺GJ!!
「それから1時間くらいして、多分…毛布一枚では寒かったんだろうな。寝ぼけたままベッドにもぐりこんできた」
内心で自分の重さを褒め称えた瞬間、すぐさま俺は全身全霊で謝罪した
全く意味ねえ!!
「すいませんでしたぁああああ!!!!」
うわーっうわーっ
それってやっぱり本能のままにってことだよな!?
弁解の余地ねえ!!!!!
「?…そしてそのまま朝になった、という訳だ」
「…ん?」
って、あれ?
それだけ?何も無し??
ふと、その事に気付いて再び頭を上げると、どこか困ったような…呆れたような表情のアキと視線が合う
「…だからまぁ、ディーノが思っているような懸念はないから安心しろ」
「そ、そっか…」
ま、まぁ確かに安心は出来るけどよ…
ていうか、心配する立場が逆だと思うのは俺だけか!?
内心で突っ込みつつ、それでも何もなかったという事実にホッとしていた時だった
「あと…」
「?」
不意にアキが視線をずらして言い辛そうに顔を背け
「…浴衣が着崩れているから早めに着替えた方がいいと思うぞ」
ぼそり、とそう言ってきたのは
「うわっ!!?」
そして慌てて自分の姿を見下ろすと、アキの指摘通り慣れない浴衣でだらしなく前がはだけていた
っていうか丸見えじゃねーか!!
パンツがあるからギリギリだったが!!!
「す、すすスマン!!!!」
「…ともかく、着替えてくれ」
「本当にスマン―――!!!!」
俺は慌てて着替え用の服をひっつかみ、別室へと移動した
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アオイ(プロフ) - 夜さん» ありがとうございますっ！ディーノSideで更新しましたーっ (2015年6月7日 1時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 面白かったです。更新を楽しみにまっています (2015年6月5日 2時) (レス) id: ac12fbc69d (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 詞葉さん» ありがとうございます！次はアキSideですが今日はちょっと更新できそうにないですすみません！ (2015年3月19日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
詞葉 - アキさん普通に了解するとかかっこいいですね！逆にディーノさんはうろたえててかわいいです！ (2015年3月17日 23時) (携帯から) (レス) id: 627344cba8 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ここさん» 初めまして！ありがとうございます！最初からですか？お疲れ様ですｗはい、今日は更新日だったので更新しましたーっ (2015年1月25日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年9月12日 21時
