標的334 六道骸VS D・スペード ページ34
骸さんが駆けつけてから数10分経ち…
カンッ
ガキッ
キンッ
「想像以上にできますね」
骸さんとDさんの近接戦がひと段落ついていた
2人とも…だいたい同じレベルなのかな
「ではそろそろ、私の本気をお見せしましょう」
「クフフフ、望むところです」
Dさんの本気…
イコール、幻術でのしょ…
「「しかし変わった髪型ですね」」
「……同じじゃん」
なんでいきなり変な髪形勝負してんの…？
「ではお見せしましょう。私の本気を」
思わず呆れかえったけど、Dさんの次の言葉に気を引き締める
ス…
……トランプ？
「これはまた、スペードなだけにトランプとは浅はか単純工夫のない」
…クロームさんに自分のアナグラム付けた人が何言ってるの
「ヌフフフフ…シンプル真っ直ぐ潔い、と言ってもらいたい」
…潔い人は未練がましく遥さんの結婚について未だにグチグチ言わないと思う
「しかもただのカードではない。私の大空の霧属性に加藤ジュリーの大地の砂漠属性。幻術を作る2枚のジョーカーを手中に収めているのだから」
なんて内心で呟きながら、とりあえず手首を縛る縄をどうしようかと考える
「今の貴方の幻術では勝てませんよ」
「クフフフフ…その為にこれがあるのです。クロームの置き土産、VGの原石です」
Dさんの言葉通り、今の私は外に向かって…例えば骸さんに加勢する形の幻術は使えない
ボォオオオッ
「霧のイヤリング Ver.X」
多分…私からある一定距離以上は外に向かって幻術を放てない結界の内部にいる…と考えた方がいいかも
「舞え、ムクロウ」
そう思いながら、その距離を測るため幻術を練り始める
「形態変化」
……コツン
私の足元から5センチ…
流石にこれは大丈夫みたいだ
「錫杖のような武器…」
「行きますよ」
シャンッ
まずは5センチで幻術の石を作り、降らせる
そうやって徐々に距離を測っていく
そして試していたのと同時に、錫杖が鳴り響いてDさんと骸さんが動かなくなる
……幻術同士の戦いが始まったんだ
私は幸か不幸か結界のせいで何も見えないけど…
「……今の内に…」
それから距離を遠ざけて行って、私は地道に幻術の使える距離を測っていった
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アオイ(プロフ) - レオレオンさん» イエイエこちらこそ分かりにくくてすみませんでしたっ (2015年5月25日 23時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - そうなんですか すみません教えくれて、ありがとうございます (2015年5月25日 10時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - レオレオンさん» ありゃ、分かりにくくてすみません。それはその一つ前の会話で空君が「〜から！〜から！」と繰り返しているのでそんな感じなんです。ホント分かりにくくてすみません；； (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 実さん» はい、空君たちにとって遥という圧倒的企画が意外rのでたくさんの属性はそこまで珍しくないんです（笑）そうですよね、獄寺も多いです。あと骸の身体については深く考えない方向でいきます！ (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - 次回予告で炎李くんが「からから言わなくても分かる」って言葉おかしくないですか? 言葉づかい悪くてすみません (2015年5月24日 21時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年4月23日 22時
