標的330.5 任せる ページ27
ツナSide
空君が早乙女君に頭突きして
それから言い争ったりしながらも結局いつも通りの2人になって
こんな場合なのに、なんか幼馴染って羨ましいなぁって思ったりして
「空君、早乙女君、皆」
それでちょっと安心したりしながら、俺は皆に声を掛けて一歩を踏み出す
「炎真のことは、俺に任せてほしい」
皆の心配してくれる声をくすぐったく思いながらも、目だけは真っ直ぐと皆を見据えて
「炎真のことは、大丈夫」
早乙女君と空君…
2人は、きっと戦わせちゃいけない
きっと無理に戦わせれば、さっきみたいに透明化が起きてしまう
それだけは、避けないと
「炎真…」
だけど、何より
「それじゃあ、行ってきます！！」
俺自身が、炎真と戦いたい
納得が行くまで、話し合いたい
「炎真！！俺の話を聞け！！」
ゴクリ、と死ぬ気丸を飲み込み覚悟を灯す
「コロス…コロス…」
「言葉が通じないなら、拳で分からせる！！」
炎真…同じマフィアの人なのに、こんなにも俺にマフィアのボスを強要しなかったのは君が初めてなんだ
だから炎真といられて凄く楽しかった
「目を覚ませ、炎真！！」
それから色々悩んだし、迷ったけど…今なら言える
俺はただ、君を助けたい！！
ゴアアアッッ
「！？」
そう思った瞬間
見たことのない色合いの沢山の球体が、炎真から放たれた
グンッ
「がっ！！」
なんだこれは！？
真っ直ぐ飛べない！！
「綱吉さんそれは重力です！！」
「つーかその技はヤベェ！！今すぐ星付近から遠ざかれ！！」
重力！？
ビキビキビキッ
けれど、2人の忠告を実行する間もなく
その星が壊れる不吉な音が耳に届く
ギャゴッ
ズッ
ボゴゴォッ
「球がつぶれていく…！？」
ゴォオオッ
「星が自らの重力に耐えきれずつぶれた後に生まれるもの…ブラックホールだな」
「急げツナ缶！それに飲み込まれたら最後だ！！」
「どんな人であれ、原型をとどめていられません！！」
キュォオオオッ
「ぐっ…」
今までのパワーの比じゃない！
フルパワーでも吸い込まれる！！
「やべーぞ」
「十代目！」
「ツナ！」
「綱吉さん！」
「ツナ缶！！」
だが
GAOO！
「ああ」
分かってる、ナッツ
「なめるなよ、炎真。この前の俺たちとは違う。―――ナッツ、カンピオフォルマ！！！」
絶対に、お前を助ける！！
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アオイ(プロフ) - レオレオンさん» イエイエこちらこそ分かりにくくてすみませんでしたっ (2015年5月25日 23時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - そうなんですか すみません教えくれて、ありがとうございます (2015年5月25日 10時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - レオレオンさん» ありゃ、分かりにくくてすみません。それはその一つ前の会話で空君が「〜から！〜から！」と繰り返しているのでそんな感じなんです。ホント分かりにくくてすみません；； (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 実さん» はい、空君たちにとって遥という圧倒的企画が意外rのでたくさんの属性はそこまで珍しくないんです（笑）そうですよね、獄寺も多いです。あと骸の身体については深く考えない方向でいきます！ (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - 次回予告で炎李くんが「からから言わなくても分かる」って言葉おかしくないですか? 言葉づかい悪くてすみません (2015年5月24日 21時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年4月23日 22時
