標的329 覚醒終了 ページ20
「ここは…」
あれから気を失った後
気づくと島の防御壁を司るって聞いたことがあるシモンのアジトにいた
ギチッ…
「……趣味悪い」
何故か、両手を上に縛られた状態で
少し離れた場所には、同じように縛られたクロームさんもいて
誘拐、拉致、トドメの手足の自由を縛る…
犯罪オンパレードだねDさん…
「…どうしようかな」
普通の荒縄だから有幻覚のナイフでも使えばすぐに切れる
クロームさんはとりあえず意識奪っちゃえば操られた状態でもなんとかなるし
その後は夜の炎で脱出しちゃえばこんな危機はお終い
「……」
なんだけど……それやったらまた身体透けそうな気がする
というかやって夜の炎の説明するのも面倒だし…
カツン…
「おや、意外と大人しくしていたようですね」
なんて思っていると、靴音を響かせてDさんが入ってきた
「ヌフフ…なぜ私がお前たちを縛り上げたか分かりますか？」
そして、笑いながらそんなことを尋ねてきて
「……サディスト趣味？」
「違います」
だから私も一番有りえなさそうな理由を言ったら、即答で否定された
わぁー、よかった
義理のお爺ちゃんがそんなアブナイ趣味持った人だったら流石に嫌だったし…
「いいえ…分かりません」
「１つはお前のマインドコントロールを解くからです。ほぅら」
パチン
「―――あぁっ！？」
と、そこで
指を鳴らす音と同時にクロームさんのマインドコントロールが解ける
「――っAも！？」
「……どうも？」
そして私に気付いたクロームさんに、とりあえず挨拶をしてみたり
「ヌフフ、貴女は随分とユーモアのある人物のようですね、面白い」
「…えー、ヤダなー、貴方の頭部ほどじゃないのでそんなこと言われてもー」
あと、また笑ったDさんにはフランさん対応で応じとこう
でも、相手は流石に年の功で私の嫌味はサラリと受け流された
「おやおや、随分と威勢がいい。見たところ、あのシモンの血を引いた赤髪の彼と付き合ってるようですし、彼も気が気じゃないでしょうねえ」
「…………そんなことないもん」
寧ろ気が気じゃないのは私だよ…
いつだって炎は自由だから気を抜くとすぐ違うこと考えてるもん…
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アオイ(プロフ) - レオレオンさん» イエイエこちらこそ分かりにくくてすみませんでしたっ (2015年5月25日 23時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - そうなんですか すみません教えくれて、ありがとうございます (2015年5月25日 10時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - レオレオンさん» ありゃ、分かりにくくてすみません。それはその一つ前の会話で空君が「〜から！〜から！」と繰り返しているのでそんな感じなんです。ホント分かりにくくてすみません；； (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 実さん» はい、空君たちにとって遥という圧倒的企画が意外rのでたくさんの属性はそこまで珍しくないんです（笑）そうですよね、獄寺も多いです。あと骸の身体については深く考えない方向でいきます！ (2015年5月24日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レオレオン - 次回予告で炎李くんが「からから言わなくても分かる」って言葉おかしくないですか? 言葉づかい悪くてすみません (2015年5月24日 21時) (レス) id: 50a2222233 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年4月23日 22時
