紅梅色 ページ49
「”僕らは皆♪自分らしさという名の♪筆を持ってるんだ♪”」
ザン兄たちの写真を撮って、すぐに戻ってきた並盛町
キャンパスを歌いながら歩いていると前からお兄ちゃんがやってきた
「あっ、みずき!もう戻ってたの?」
「うん!だってクロちゃんの写真撮ってないもん!」
やっぱりクロちゃんの写真は私が撮りたいよっ
「ほぇ、そういえばお兄ちゃんは終わったの?」
「う、うん…雲雀さんには咬み殺されそうだったけど…」
あ、あはは…あの人怖いもんね…
ダダッ
そう、思わずお兄ちゃんの言葉に苦笑いを浮かべた瞬間
「みっっずき〜〜!!!」
「ほぇえええっっ!?」
なんだかデジャウ感たっぷりに誰かに抱き付かれた…って骸ちゃん!!?
「クロームに聞きましたが、ぜひ写真を撮られるならば貴女がいいと思って待っていたんです!!さぁ、思う存分撮ってください!」
なんか言ってることお父さんそっくりだよ骸ちゃん!?
「それとも僕とツーショットでゲシィッ!!クハァっ!!?」
「ほぇっ!?」
でも、そう驚いていると
突然骸ちゃんの身体が視界から消えてしまった
「あ、みずき奇遇だね。こんな所で綱吉さんと2人で何してるの?」
「藤君!?」
「く、クロちゃん!?」
というかさり気なーく骸ちゃんの存在消してるよ!!?
「え、えとリボーンに言われて知り合いの写真を撮ってて…」
「あ、そうだったんですか」
クロちゃん相変わらず骸ちゃんと仲良くないなぁ…
「じゃあみずき、俺と2人で写真を撮ろう?」
思わず苦笑しちゃうと、ふとクロちゃんはそう提案してきた
「…それとも、俺とじゃダメ?」
ついで、悲しそうに小首を傾げて下からそう言ってくるのを見るときゅぅううんっ!ってしちゃって
「ううん、勿論いいよっ!一緒に撮ろうクロちゃん!!」
私は一も二もなくクロちゃんの手を握ってそう言って撮ったんだけど…
「く…!今日こそ巡らせますよ藤黒兎!!」
「やれるもんならやってみろ」
気が付くとクロちゃんと骸ちゃんは険悪になっちゃてるし
お兄ちゃんも私と同じく困りきってるし
凄く大変…なんだけど
「……えへへ」
思わず、私はそれを見て笑ってしまった
「…みずき?どうしたの?」
「えっとね、こんな日がいつまでも続けばいいのになぁって思って」
「……じゃあ」
すると、それを聞いたクロちゃんは小指を出して来て
「俺はみずきとずっと一緒にいる。約束」
そう言った
「……うんっ!約束だよクロちゃんっ」
えへへ、やっぱりクロちゃん大好きっ
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アオイ(プロフ) - actさん» ありがとうごじあます！あ、はいその通りです！EDの「すべり台」を元ネタにしてます！ (2015年5月31日 8時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - レナさん» 案外、長期的に構える姿勢かもしれませんｗ (2015年5月31日 8時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 令さん» そうですね、作者も売ってほしいですｗ (2015年5月31日 8時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
act(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。この写真企画ってもしかしてアニメのエンディング(だったかな？)にちなんでます？あの、写真がいっぱい出てくる (2015年5月30日 20時) (レス) id: 8d5d47ef97 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ザンザスも、もう「ザンザス」って呼ばすのあきらめてるし(ｹﾗｹﾗ (2015年5月30日 17時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年2月28日 23時
