燈 ページ3
ツナSide
命がけのリング争奪戦が終わって
ザンザスとしずりの間で交わされてた約束でみずきの安全が保障されて
それでようやく清々しい日々の日常に戻れると思ってたんだけど…
「はいっ、ザン兄どーぞっ」
「……あぁ」
「いやぁ〜ん、私にも食べさせてよぉ〜〜っ」
「オカマ、きっも!」
「お金払ってくれるなら考えないでもないよ」
「テメェはそればっかだなぁ…」
「ぬ…ボスっ!俺が持ってきたマグロもどうぞ!!」
………いや、うん、なんとゆーかさ…
「なんで祝勝会でヴァリアー勢ぞろいしちゃってんの!!!??」
リング争奪戦から翌日の夕方
祝勝会をやるといって山本ん家に集まると、そこでは敵のはずのヴァリアーが堂々と居座ってた
「ハハッ、流石にベッドごとは食い辛そうだな〜」
「はひっ、大変そうです〜っ」
「何か食べたいもの在りますか?」
「つーか馴染みすぎだろ…」
「まぁいいではないか!!極限に賑やかだぞ!!」
「く…っ!みずき何故そんな男に食べ物を施しているのです…!」
「……」
しかもわりかし皆受け入れちゃってるし!!?
京子ちゃんもハルも明らかに一般人じゃなさそうな人たち相手なのに何で!?
「それはだな、今回のリング争奪戦が最初からお前らを鍛えるために計画だったからだ」
「はぁ゛あああ!!?」
一人で悶々としていると、いつの間にかいたリボーンがそう説明してきた
って全然訳分かんないんですけど!?
「…お前も聞いただろう?ザンザスとしずりの間の賭けを」
「それ、は…」
確かに…聞いたけど…
「ヴァリアーはつまり、みずきを守るため…お前を次世代ボスにするため、自ら悪役を演じたんだ」
「……っっ」
守るため。みずきを。
俺が何も知らずにいた何年もの間―――ザンザスはずっとみずきを守るためだけに生きてきていた
「マァつまり?お前もザンザスの心意気を汲み取って是が非でもボンゴレボス就任となるわけだがな☆」
「ってだから俺はマフィアのボスになんな…チャキッ……い゛っ!?」
それでも納得できなくてリボーンの言葉にいつも通り噛み付いた瞬間
背後で銃の安全装置が外される音がした
こ、この音ってまさか…!
「それ以上言ってみろ…カッ消す」
ヒィイッ!?
ある意味リボーンより怖ぇえええ!!!
俺本当にこの人に勝ったの!?
清々しい青空とは正反対に、俺の心は恐怖に染まっていた
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アオイ(プロフ) - actさん» ありがとうごじあます！あ、はいその通りです！EDの「すべり台」を元ネタにしてます！ (2015年5月31日 8時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - レナさん» 案外、長期的に構える姿勢かもしれませんｗ (2015年5月31日 8時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 令さん» そうですね、作者も売ってほしいですｗ (2015年5月31日 8時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
act(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。この写真企画ってもしかしてアニメのエンディング(だったかな？)にちなんでます？あの、写真がいっぱい出てくる (2015年5月30日 20時) (レス) id: 8d5d47ef97 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ザンザスも、もう「ザンザス」って呼ばすのあきらめてるし(ｹﾗｹﾗ (2015年5月30日 17時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2015年2月28日 23時
