パールホワイト ページ32
ザン兄がどうしてリング争奪戦を始めたのかずっと不思議だった
アニメ通りではあるけれど、私の知っているザン兄はこんなことをする人には思えなかったから
でも、5年ぶりに直接会って、なんとなく分かったんだ
ザン兄には、何か考えがあるって
だからかな?ストンて心が落ち着いたのは
きっと、この戦いはザン兄にとってすごく大事なもの
それなら私は今は何も聞かない
吹雪戦で勝って、リング争奪戦に勝って……そうしてから、本当に聞きたいことを聞こうって決めたんだ
「それでは、吹雪の守護者候補が両名とも揃いましたので吹雪戦を開始いたします」
なんて思っていると、不意に審判の人たちにそう言われた
ほぇ?
でもザン兄の方に戦う相手みたいな人って誰もいないよね??
「待て!極限に相手がいないではないか!!」
「吹雪の資格を持つ者は、現在ここにいる者だけです。故に、今までのように1対1の形式ではありません」
首を捻っていると、同じことを思った了平さんが審判に尋ねていた
そういえばお父さんも珍しいって…
「吹雪戦の勝利条件も他の守護者戦と同じくリングを一つにすることです」
その事を思いだしていた私だったけど、続けて言われた条件に思わず叫ぶ
「ただし、雪と風の2つの属性を持つ両名が一つの守護者の名を冠するという異常性の為、風と雪の守護者両名には、囚人300名を相手にしながら互いに合流し、リングを一つにしていただきます」
「ほぇええええっ!?」
「さ、300人!?何だよソレ!今までとレベル違いすぎない!?」
お、お師匠さんとかに多人数相手の修行教えてもらった時は何でって思ったけど…まさかこれのため!?
「なお、囚人にはリングを奪い取れば死罪を取り消すと伝えておりますのであしからず」
「なっ!?それって相手は死に物狂いでみずき達を殺しに来るって事じゃねーか!」
「極限に多勢に無勢だぞ!!」
「ふざけんじゃねえぞテメェら!」
で、でも…ザン兄はきっと、やれるって信じてくれてるよね…?
ザン兄って、勝算低い事って昔から絶対しなかったもん
「異論は認めません」
それなら…私でもやれるかもしれない
うん、きっと大丈夫！
「分かりましたっ」
「みずき!!?」
「大丈夫っ!だってこの為に修行したんだもん、きっと大丈夫だよ!」
「でも…っ」
「それに私一人じゃないもん。ね、クロちゃん!」
お兄ちゃん達が心配してくれたけど、きっと大丈夫!
なんとかなるよ、大丈夫だよっっ
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アオイ(プロフ) - レナさん» もしかしなくても、ですｗクロちゃんは自分の方に来ていた敵は全て戦闘不能にしてから唄っているので問題ありません！ (2015年3月27日 21時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - もしかして、ザンザスオチ？ってか、今まで疑問に思っていたんですが、クロちゃん、歌で風操ってる間に殺されないの！？← (2015年3月27日 20時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 実さん» ありがとうございます！私もキャンバス好きなのでファンが増えると嬉しいです！ (2015年3月4日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
実 - 吹雪の試練スッゴクおもしろかったです!感動しました!!｢キャンバス｣がもっと好きになりました！ザン兄もクロちゃんも良かったね。今すぐこの世界にトリップしたい!!!!!! (2015年3月4日 23時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 令さん» なんとか2人くっつきましたーっ (2015年2月28日 22時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年10月10日 22時
