シュリンプピンク ページ15
どうすればいいのか分からなくて、いっぱい泣いた次の日
ぴぴぴっ、ぴぴぴっ、ぴぴぴっ
「む…ぅ…」
目覚ましを止めて、体を起こすと
「あ…」
ふと、壁に飾ってある黒い兎のストラップが目に入った
「クロちゃん…」
クロちゃん…今どうしてるんだろう…?
クロちゃんにはもう傷ついて欲しくないから巻き込みたくない
でも、クロちゃんとは離れたくない
だから
「…よーしっ、今日からの修行もっと頑張ろうっと!」
クロちゃんを巻き込まないで済むくらい強くなろう!
少しでも、私にできることをやらなきゃっ
そう決意した時
ﾁｬﾘﾝｯ
何故か首元から金属のこすれ合う音が聞こえた
「……ほぇ?」
そして、恐る恐るそこを見れば、昨日はなかった歪な形のリングが首にかかっていて
「ほぇえええええっ!!?」
思わず私は思いっきり叫んだ
これってもしかしてボンゴレリング――!!?
なんでここに!?
《ほう…懐かしい代物じゃの》
「ほぇ?」
するとその瞬間、頭の中で声が響いた
この声って…骸ちゃんとの争い以来聞こえなかった…?
「朝から騒いでどうしたんだみずきー?」
「ってお父さん!そうだ大変なのっ!こここ、これって!?」
「あぁ、これは雪のハーフボンゴレだぞ〜」
でも、すぐに扉から現れたお父さんに慌ててリングを見せて、その事は忘れてしまった
やっぱりこれボンゴレリングだったんだ…!
「…って、あれ?“雪”?」
だけどすぐ、不思議に思う
雪の守護者っていたっけ?
「あぁ、初代にしかいなかった超レアな守護者なんだ。まさかみずきがその素質を持っちゃってるなんてな〜」
もしかして私がいるからかな?
アニメにお兄ちゃんの妹っていなかったし
「文献もほとんどなく実のところ何の守護者か分からなかったんだが、最近リングが見つかって吹雪の守護者だって分かったくらいレアなんだぞ〜」
お父さんの説明を聞き流していると、不意にある言葉が引っかかる
「お父さん、私って雪の守護者じゃないの?」
さっきはそう言ってたよね?
「ん?雪の守護者でもあるがみずき達は吹雪の守護者でもあるんだぞ〜」
「ほ、ほぇ…?」
どういうことだろう?
「ま、とにかくみずきなりに頑張ればいいって事よ!はっはっは!」
「う、うん…?」
なんとなく理解できなかったけど、とりあえずそれしか私は言えなかった
上手く誤魔化されたよーな…
「それとなみずき!今回のお土産はイタリア製の絵具だ!!」
「お父さん!?」
嬉しいけど今ってそんな場合じゃないよね!?
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アオイ(プロフ) - レナさん» もしかしなくても、ですｗクロちゃんは自分の方に来ていた敵は全て戦闘不能にしてから唄っているので問題ありません！ (2015年3月27日 21時) (
レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - もしかして、ザンザスオチ？ってか、今まで疑問に思っていたんですが、クロちゃん、歌で風操ってる間に殺されないの！？← (2015年3月27日 20時) (レス) id: 4fb655bc62 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 実さん» ありがとうございます！私もキャンバス好きなのでファンが増えると嬉しいです！ (2015年3月4日 23時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
実 - 吹雪の試練スッゴクおもしろかったです!感動しました!!｢キャンバス｣がもっと好きになりました！ザン兄もクロちゃんも良かったね。今すぐこの世界にトリップしたい!!!!!! (2015年3月4日 23時) (携帯から) (レス) id: e9c8e38941 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 令さん» なんとか2人くっつきましたーっ (2015年2月28日 22時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオイ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/
作成日時：2014年10月10日 22時
