霜月ユキナリ＿彼女は ページ14
＊妹設定 12歳
ユキナリ視点です。
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「ねぇ、お兄ちゃん」
ユキナリ「どうしたの? A」
「彼女とか出来た?」
唐突に脈絡もない質問を投げ付けて来たのは、俺の唯一の妹、霜月Aである。
まあ、彼女の歳的にクラスとかで流行っている話題かもしれないな。家にお姉ちゃんの彼氏が……みたいな。
ユキナリ「な、何だよ。急に」
「うぅん、何かね、お兄ちゃんが彼女出来るけど浮気された挙句フられる、って夢見ちゃってさ」
「もし、お兄ちゃんに彼女が出来てたらって考えたら、何か不安になっちゃって……」
前言撤回。Aは俺のことを心配してわざわざ伝えてくれたのだ。
良い妹を持ったものだ。
「なぁんちゃって！お兄ちゃんに彼女なんて出来るわけないよね〜 アハハ〜」
ユキナリ「A」
「なに、お兄ちゃ＿」
言い終わる前に、彼女の身体を抱き締めた。
ありがとう、という念を込めただけであり、別に変な展開に持っていく気は毛頭ない。
「？！な、何してんの！」
ユキナリ「何もしないよ。A...ありがとう」
「え? あ、あぁ...うん?」
突然の行動に理解出来て無いのだろう、Aはやや困惑気味に返事をした。
「お兄ちゃん、私ね」
「私がお兄ちゃんの彼女なら絶対傷付けないのになって、そう思ったことがあるんだ」
ユキナリ「は?」
凄い爆弾発言だ。
俺は動揺を隠せなかった。
思わず、抱き締めていた身体を離してしまう。
「ふふｯ、バカだな〜 嘘だよ！兄妹なんだから、本気にしちゃダメだよ〜」
ユキナリ「......えぇ？」
一瞬本気にしかけた自分を心の中でボコボコにした瞬間だ。うん、そうだな…普通に考えたら…俺ヤバいかも。
嘘を吐かれたのに、不思議と、怒りは湧かなかった。
「そうそう、お兄ちゃん」
「彼女は、いい人を選んでよね」
「自分1人で幸せになるような人は絶対にやめて！私は、お兄ちゃんと2人で幸せになって欲しい」
ユキナリ「あ、うん」
「もー、私は真剣なんだよ〜？」
こういうやつをブラコンって言うのかな。
まぁでも、基本的に良い奴だし。
俺の中では大切な妹、という存在で居続けそうだ。
俺もシスコンだったりして。
「は？馬ｯｯ鹿じゃないの？」
「私ブラコンじゃないよ！」
.........と、彼女は申していた。
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鈴錬さんリク＿霜月ユキナリ.兄妹
遅れてしまい、申し訳ないです(-_-;)
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キラリ＆キララ(プロフ) - リクエスト失礼します。メリーとウルフでほのぼのとかってできますか？ (2018年5月2日 7時) (
レス) id: 8fa86492e9 (このIDを非表示/違反報告)
卯先 - みました。メリーとウルフのヤンデレ書いてくださりありがとうございました！ 処刑シーン(処刑っていっていいのだろうか)もあって面白かったです！ (2018年5月1日 0時) (レス) id: 0a712d00bb (このIDを非表示/違反報告)
卯先 - 面白かったです！リクエストでメリーとウルフのヤンデレお願いします。 (2018年4月30日 14時) (レス) id: 0a712d00bb (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - はじめまして！リクです！ユキナリの妹(12歳)でお願いします！ (2018年4月9日 12時) (レス) id: 28c60ad67a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十八番 | 作成日時：2018年4月1日 16時
