【妖怪ウォッチ】夢と現の狭間 (ページ21)

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エンマ大王様より、ナツメさん。ページ21

酒呑童子「エンマ……」

エンマ大王様を睨みつける酒呑童子さん。
エンマ大王様は不機嫌になる。

エンマ大王「お前、何だよ」

『あの、酒呑童子さんに悪気は無いんです！あの、怪魔に取り憑かれてて！何とかして下さい！』

エンマ大王「わかった」

そう伝えると、エンマ大王様は酒呑童子の方へと向かっていき思いっきりパンチをした。酒呑童子さんは飛ばされてしまいます。
意味がわからないです。どういう事何でしょうか…？

酒呑童子「貴様……！」

怒りを隠せず、自我を保てなくなってしまった酒呑童子さん。
一目散にエンマ大王様の方へと向かっていき思いっきりパンチをする。
エンマ大王様は飛ばされる。エンマ大王様は強いですが、やはり年齢の差もあり力は互角といったところでしょう。

不毛な争いが続き、何度もパンチが繰り返されるのを見る。

ナツメ「酒呑くん！やめて！！」

ナツメさんは叫んだ。
その声を聞くと、酒呑童子さんは自我を取り戻す。

酒呑童子「姫……」

酒呑童子さんが止まるのを見て、私はエンマ大王様を止めた。

そして、次の瞬間。ナツメさんが赤色に光り輝き酒呑童子さんに取り憑いていた怪魔が離れた。

ナツメ「朱夏の力…？」

あのとき、もう離れたはずなのに。なぜか使えた朱夏様の力。
でも、そんなの考えている暇無いですよね。早く、怪魔を倒し切らないと…。