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140.助け隊集め ページ22

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初任務を終えて教団に戻り
報告を済ませた




疲れたし早く寝たいところだけど
神田とアルマの方がいつどうなるかわからないから
呑気に寝てもいられない




私は少し元気になったリナリーを連れて
夕食を食べに食堂に向かった




時間的には一番込み始める時間




普段は面倒だから
ワザとずらして食堂に行くんだけど
今回はリナリー助け隊のメンバーを探すために
あえて来ている




リ「こんなにたくさん人いたんだね」




食堂の席はほとんど埋まっている



流石だけどしまったな
これじゃ座れる席がないかも、、、




『ファインダーだけでも
かなりの人が居るからねぇ〜』




これにファインダー以外の教団員が加われば
そりゃ〜食堂の席くらい埋まるよね




『私、席確保しとくから先にご飯取ってきなよ』




リ「Aの分も取ってこようか?」



『、、、重くない?』




大人ならばふたり分の食事くらい
運べそうだけど、私たちは7歳



ふたり分の食事は重いだろう




リ「だ、大丈夫!」



本当かな、、、



『、、、じゃあリナリーと
同じものでいいからお願いいようかな』



リ「うんっ!」




頼まれたことがうれしかったのか
嬉しそうに笑って食事を取りに行ったリナリー



私はふたり分の席を確保して
リナリーが戻ってくるのを待った









.








数分待ってリナリーが戻って来ると
私はすぐに手元に目が行く




『やっぱりふたり分は持てなかった?』




リナリーの持っているお盆には
ひとり分の食事しか乗っていない





リ「後ろに並んでいたファインダーのお姉さんが
持ってくれたの」




そういわれると確かにリナリーの後ろに
女のファインダーが立っていた




『そっか!

ありがとうございます
私最近入ったAです』



「初めまして、私はカナリアよ

最近新しいエクソシストが入団したって話は聞いていたけど
こんな小さな女の子だったのね」



優しく笑うお姉さん
なんだ、私がいろいろしなくても
リナリーならすぐに話し相手ぐらい見つけられるじゃん




タイミングよくもうひとり分席が空いたため
カナリアも一緒のテーブルに座ることができた




リ「お姉さんはもうここは長いんですか?」




カ「今5年目くらいかしら」




楽しそうに話をするリナリーにほっとする




私としゃべって怖さがどこかに行ってくれたのだろうか









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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年1月23日 2時

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