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146.掃除タイム ページ28

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到着して直ぐに神田達に会えるって思っていたのに
私はあてがわれた部屋に荷物を置いた後
連れていかれたのはバク支部長の部屋だった




そこにあるのは大量の書類の山



言われなくても今からやらないといけないことが想像できて
嫌気がさしてくる





『書類仕事、、、ですか、、、?』




バク「なわけがあるか」





『違うんですか?』





それ以外この部屋でできることって何かある?






バク「キミは7歳だろう
なのに書類なんでできるわけないじゃないか

Aはこれから部屋の掃除だ」





おぉ、、、掃除、、、




まぁね、確かに私7歳だし
普通そんな子供に重要書類やらせようとは思わないよね




でも掃除って、、、



私って一様エクソシストだよね?




途中で姿を消していたフォーが入ってきたと思えば
手には掃除道具が握られていた




『がんばりま〜す、、、』




掃除自体は嫌いじゃないからいいけどさ





私はフォーからほうきを受け取ると
端のほうから掃いていく




まさかアジア支部にきて
掃除をすることになろうとは




私が掃除を始めたのを確認すると
バク支部長は椅子に座り書類をさばいていく



コムイ室長もバク支部長くらい真面目に
書類整理すればあんな風に部屋が書類で埋もれるなんてこと
ないはずなのになぁ〜


まぁ今はまだ入団してないけど





邪魔にならないように静かに掃除を続け
掃き終わったら次はモップがけ



淡々としているとふと目に入った記入の終わった書類
あれ、、、これって、、、、





『バクさん、、、
ココって間違ってません?』



私には書類のことについて詳しくはわからないけど
そこの文章だけ文字が間違っていた




意味は、、、分かるんだけど




バク「何?どこだ」



『ココです
文章おかしいですよ』




私が指さすと確かにと
訂正するバク支部長



人間だし、間違いくらいならだれでもある
私がたまたま見つけてしまっただけで
普段はこんなことはないのだろう



想像以上に驚いた顔をしていた




バク「この書類の書いている内容わかるのか?」




『なんとなく、、、?
詳しいことはわかりませんけど』




まじまじと読んだわけじゃないし
半分も意味は分かっていないだろう




バク「、、、そうか」





なんか私おかしなこと言ったかな、、、?



考え込むバク支部長に
私はとりあえず掃除を続けた








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作者名:ゆーな | 作成日時:2020年1月23日 2時

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