傍観者でいたかった【D.Gray-man】8

306.転生前の出来事 ページ11

アレンside





ドテッ！！！！！






どこかに落ちた





ア「イタタ、、、、」


ラ「デジャブ、、、」





みんな落ちてきて
方舟の中に入った時のことを思い出す




知らない広い部屋




Aも居て



様子からすると
Aにもこの部屋はわからないみたいだった





「よく来たのぅ」





いつの間にか現れた少女は
椅子に腰かけて不機嫌そうな顔をしている






ラ「ロリ、、、」



リ「変わった髪の色してるわね、、、」





少女はここが裁きの部屋と言い




Aの今まで生前にしてきたことを
確認の為読み上げていった





「では、ここからが本題じゃ

お前の生き様を神がたいそう気に入ってのぅ


お前、もう一度やり直す気はないか？」





『、、、、、、、え？』




「ぽかんとするでない
ま、お前が否と言っても決定事項ではあるがな」





『ちょ？！
ちょーーーっと待ってください！！

やり直すっ？それってまた同じことを
繰り返せっていうんですか？！？！』




「同じ物語を繰り返す必要はない
むしろ自由にしてくれて構わん

お前の記憶はそのままにしておく」



『えぇ、、、、、』






同じ世界を最初からやり直す、、、？




コ「つまり今までのは過去と言うよりも
一度経験したAちゃんの世界？」



バク「それは過去と言えるのか、、、？」



ラ「Aにとっては過去ってことじゃね？」



ア「リンクが居たから
言葉を選んだんじゃないでしょうか？」




リ「でも、記憶があるままって
辛く、ないのかしら、、、、」




ア「辛い、、、、でしょうね」








僕たちにとっては
Aが初めてでも



Aにとってはよく知った相手




あぁ、だから昔
一度しか会ったことのなかった僕を
忘れずに覚えていたのか




Aからすれば
マナも僕のことも
よく知っている相手だから





「さて、では生き返らせる前に一つ
決めてもらわねばならん」



『決める、、、？』





「神から、今まで楽しませてくれた褒美として
何か与えるちのことでのぅ

なにがいい？」





少女のその言葉に悩んだAだったけど





最終的にAが欲したのはイノセンスだった






ア「言霊ってこの時に、、、」



リ「元から持ってたわけじゃなかったのね」







話が終わり
Aが抜けた床に落ちていった






そしてなぜか僕たちも
習うように床に落ちてしまう









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