傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

295.転生前の出来事 ページ45

アレンside






『ティキ、、、わたしの、、イノセンス、、、とって、、、』








そうティキにお願いするAを
見ていられなくて




思わず目をそらした





何をするつもりなのかはわからない




でも、今のこの状況を見ていられない





ティキ・ミックの腕に抱かれ
今にもいってしまいそうなA





現実に戻った後
僕たちはまた




同じものを見るのか、、、？





必死に止める過去の僕たちをよそに
ティキ・ミックがAの望みを叶えるため
手を胸に突き刺した





『てぃきが、、、、わたし、を、、、、
ころし、て、、、、？』







涙が、、、、溢れた





どうしてここにいる過去の僕たちは
こんなにも純粋に惹かれあっている二人を
認めてあげないんだろう






体からイノセンスを抜き取って
Aに手渡したティキ・ミック






『いき、、なさい、、、、っ！』





Aの言葉を理解しているのか
スッと飛んで行ったAのイノセンス





そうか、、、、




イノセンスを教団に渡せば
きっとノアはまた教団を襲う




でもティキ・ミックに渡せば
教団が負けてしまう




Aは


最後まで僕たちを守ろうとしてくれた









そこまでで
視界が真っ暗になった





これで、過去は終わりってことかな、、、？






Aの死






でもそれだと
今のAって一体なんだ？？





Aは僕たちに
過去を見せるとは言ったけど


未来を見せるとは
一言も言っていない







釈然としない、、、、





まだ何かあるんじゃ、、、、





そう思っていると
光が射してきて




視界が開けてくる






そして
気づけば





またもや知らない部屋に
僕たちは立っていた






広い部屋に
知らない顔の女性と





ア「ティキ・ミック、、、、」









これは、、、、続き、、、、、、、？






涙も乾ききらないうちに
また新しく話が始まっていく









.

ぞ・く・へ・ん！！！！→←294.転生前の出来事

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す