傍観者でいたかった【D.Gray-man】7

283.智の魔眼 ページ33

.





ラ「あいつ残してよかったんさ？
あいつルベリエの犬だけど」




『いいのいいの
やり方変えるから』





ぼそっと耳元で話してきたラビ




バチカンの奴は呼ぶなって言ったから
一応気にしてくれてるみたいだ





『さて、始めましょうか』





私がみんなの方を見ると
なぜかみなさん顔が強張っている





コ「Aちゃんがずっと秘密にしていた事だよね」





『はい、江戸で向かう船の中で
ブックマンだけにはお話ししたんですけど

今回は皆さんにも知ってもらいます』





話す、、、つもりだったけど
リンク監査官が居るから



普通に話すわけにもいかない





『これからみなさんには
私の過去を見てもらいます』





ア「見る、、、、？
どういう意味ですか？？」




『言葉の通り見てもらいます

本当は話すつもりだったんですけど
余計な方がいらっしゃいますので』




私がちらりとリンク監査官の方を見るけど
全く気にした様子はない





『ノアの一人
第５使徒である智(ワイズリー)の力を使って
みなさんに過去をお見せします』




リ「ノアの力って、、、危険じゃないの？」




『大丈夫』





神「イノセンスは使うな」



『使うのは一つだけだし
大丈夫だよ』





ノアの力と聞いて
みんなが不振がるけど




これが一番いい方法なのだ




リンク監査官に知られることなく
みんなに理解してもらえる





『イノセンス、、、発動』




私がイノセンスを発動すると
私の額に目のようなものができた



これが魔眼、、、、





『では、いきます！』




リンク監査官が入らないように
範囲を指定してみんなに術をかける





するとみんなの額にも魔眼のようなものが
現れて、抜け殻のように意識がなくなった






驚いているリンク監査官を横目に
私は集中する






さぁ、、、




みんなどんな反応をするのかな、、、、？









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


次から
１〜３章の過去編で


それを見ながら
みんなが会話する話が続きます！


見なくてもわかるので
いいやっ！って方は飛ばしてください！！






.

284.転生前の出来事→←282.始めましょう

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す