傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ36)

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241.ビン底とティキページ36

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レロ「可愛いお嬢さん、、、
いい仲間を持ちましたネェ
こんなにいっぱい来てくれテ、、、

みんながキミと一緒に逝ってくれるかラ
淋しくありませんネ」

『いえいえ
こちらこそ感謝してますよ』

レロ「オヤ、、、
随分と威勢のいい」

『家族が死んでも
文句言わないでくださいね』

レロ「キミごときに
やられませんヨ

精々抗ってくだサイ」

ここでアレンくんが戦って
臨界点を突破する

そして方舟をゲットする

それがこの中で
最低限しないといけないことだ

伯爵との通信が途切れて
どんどん崩れていく地面を避けながら
今後のことを話す

『出口はあるよ』

レロ「ないレロ

この舟は停止したレロ
もう他空間へは通じてないレロ！」

『じゃぁレロは
どうやってここから出るの？

まさか一緒に逝ってくれるとか？』

レロ「誰がエクソシストなんかと逝くかレロ」

ア「つまり出口はあるってことですね」

レロって絶対馬鹿だよね

ラ「Aは出口の場所
知らないんさ？」

『知ってるよ
あそこ』

私が指さしたのは
町の中央に建つ

高い建物

『あそこの最上階に出口がある』

たぶん

転生前と変わってないのなら
あそこにある

なければ私がロードの力で

作ることもできるし

リ「じゃぁあそこを目指しましょう」

本来ならここでティキが出てきて
鍵を渡すんだけど

最終目的地がわかってるのに
律儀に鍵使って遠回りとか
嫌だし

『そうと決まればさっさと行こう』

心が揺れちゃうから
極力ティキには会いたくない

ラ「３時間しかねぇし
急ぐさ」

みんなでできる限り急いで
町の中央を目指した

でも、そんな私たちを
黙って見ているわけもない、、、

テ「なぁ～に
さっさとゴールしようとしてるわけ？」

あぁ～、、、やっぱ
こうなりますよね、、、

声のした方をみんなが見る

そこにはビン底メガネをかけたティキが

『、、、、、、』

なんで普通にティキの格好で
出てこないんだよ

ア・ラ・クロ「ビン底！！！！」

テ「え、そんな名前？」

ラ「ななっ？
なんで？なんでここにいんの？！」

驚いている３人は無視しよう

今そんなんしてる場合じゃない

《停止》

テ「えっ！？
またこれ？！？！」

『こうなるって
わからなかったの？』

テ「いやぁ～
予想はしてたけど」

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