傍観者でいたかった【D.Gray-man】6 (ページ32)

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237.空が割れたページ32

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イノセンスを解除して
周りの状況を確認する

さっきまであったたくさんの建物は
すべてなくなっていて

見渡す限り真っ平

すごい力だ

ラ「すげ～さ、、、」

リ「何も、なくなってる、、、」

イノセンスを解除した時に
言霊も解除したからかティキの姿はない

だけどもろに攻撃は食らってたはず

いないってことは動けたってことだし
無事だったんだろう

それにしても、、、本当嫌になってくる

『ゴホッ！！』

体がフラフラする

やっぱりイノセンスの同時発動は
リスクが大きい

何かが込み上げてきて
そのまま吐き出してぎょっとした

リ「A！！」

『アハハ、、、』

手にべったりと付いた血に
笑うしかない

ラ「無理して同時に発動するからさ！！」

『大丈夫大丈夫、、、
まだ死なないって』

クロ「Aの大丈夫ほど
信用できない言葉はないである」

しんどいなんて言ったって
仕方ないじゃん？

しかも大変なのはこれからだし

『立てなくなる方が困るから
ある意味よかったよ』

全員「「「全然よくない！！！！！」」」

『、、、、スミマセン、、、、』

声そろった、、、、

怒られたのに感動しちゃった

リ「Aは休んでて！！」

ラ「クロちゃん
Aおんぶして」

クロ「わかったである」

すっごい連携、、、

あっという間に私はクロウリーにおんぶされて
みんなは引き続きAKUMAの破壊を始めた

ミラ「どこか痛いところはない？
傷は？包帯なら持ってるけど、、、」

『大丈夫
ありがとうミランダ』

攻撃向きではないミランダに
すごく心配される

お母さんみたいだな、、、

そうこうしていたら
空が割れた

あ、、、アレンくんやっと来たか、、、

みんなの動きが止まる

様子を見ていると
白い光の中からアレンくんが出てきた

リ「アレンくん！！」

ラ「アレンさ！！」

ア「みなさん！無事だったんですね！！」

感動の再開

転生前ではごたごたしてて
神田とアレンくんが喧嘩したりしたけど
今回は平和だ

みんなアレンくんとの再会に喜んでいる間に
伯爵たちの姿がなくなっていて

そういえば転生前もこのタイミングで
いなくなっていたことを思い出す

とりあえず

誰もケガはしていないみたいで
よかった

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