傍観者でいたかった【D.Gray-man】5

192.明るかった ページ32

ラビside





ラ「Aとユウって仲よかったんさ？」




バク「神田は面倒臭がってもいたがな」




つまりはAの方からちょっかいをかけてたってこと？




想像できないさ





コ「神田くんとAちゃんが話してる所
僕も見たことないな」





ユウとだけじゃなくて



俺たちから話しかけないと
Aから話しかけてくることなんてまずない




俺だけなのかとも思ったけど
観察していたらどうやらみんなにそうみたいで





神「あいつは誰とも関わりたくねぇんだよ」




バク「むしろ自分から関わりに行ってたような
気がするんだが」





神「ちょうどコムイが来た頃に
関わるなと言っていたからな」





ラ「うわぁ〜クールさぁ、、、、」




バク「信じられんな、、、Aがそんなことを言うとは

アジア支に居たころは
ふたりに会わせろと乗り込んでくるほどだったのに」






なんでこんなにみんなの思ってる
Aの印象は違うんさ？



この前Aと話した時
自分の方が確実に早く死ぬといったA




それと関係があるのかもしれない




ラ「あんさ、室長

この前Aが
自分はみんなとこの先何十年も仲良くはできないって
言っていたんだけど

どうしてだかわかる？」





教団に入りたての俺には
詳しいことがまだまだ分からない





コ「、、、、、もしかしてAちゃん

寄生型だからそんなことを言ったのかな？」





寄生型



イノセンスの所持の仕方だったよな





装備型と寄生型



加工するか体内にあるか




それので一体何が変わるのか
全くわからない





コ「装備型と違って寄生型は
適合者本人の体内に寄生しているから
適合者は短命なんだ

体内でイノセンスの強い力を
受け続けるからね」




ラ「へぇ〜、、、初めて聞いたさ」





コ「わざわざ言うことでもないしね
教団内で知っているのもごく一部だと思うよ


ただでさえ短命と言われているのに
Aちゃんはその寄生型のイノセンスを２つ持っているからね

嫌でも考えてしまうのかもしれない」





２つ、、、、





ん、、、？






ラ・バク「２つ？！？！」




コ「ラビくんはともかくとして
なんでバクちゃんまで驚いてるの」





バク「すまん、、、初めて聞いた
神田は知っていたのか？」





神「初めて聞いた」




じゃぁなんで驚かないんさ、、、、









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