傍観者でいたかった【D.Gray-man】5

162.お買い物 ページ2

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次の日





朝、私の部屋にリナリーがやってきた




とっくに日は登っていて
私が遅くまで寝ていたため朝食に起こしに来たらしい






リ「いつまで寝てるの？」





『ごめんね〜』





任務明けで疲れてるんだと言いたいところだけど
アジア支部から本部に戻ってくるまでの間
列車の中とかで散々くつろいでいたため言い訳できない





ふたりで食堂に向かい朝食を食べる





『そういえば、カナリアは？
昨日も姿見てないけど、、、』





リ「カナリアは二日前から任務でいないの」





任務か、、、




失礼だけどもしかして死んじゃった？
とか思っちゃった





だって転生前にカナリアなんて
居た記憶ないし






リ「ところでAは今日暇？」




『暇だけど何かあるの？』





今日は長期任務の後ということもあって
休みといわれている





リ「お出かけしよう！！」





そういって目を輝かせるリナリー




お出かけって、、、、





すっごく面倒なんだけど
リナリーの顔を見ていたらそんなこと
口が裂けても言えるわけもなくて、、、





『う、うん！いいよ〜』




って言うしかないよね、、、






リ「じゃぁ準備ができたら私の部屋に来てね！！」





あっという間に朝食を食べ終え
ルンルンで食堂を出て行ったリナリー





せっかくの休みが
どうやら休みになりそうにないと




私はため息をついた









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リナリーとともに街に降りた






私のほうが任務で教団に居ないことが多いはずなのに
リナリーの方が街に詳しかった





いろんな店を知っていて
どこそこに連れまわされる




リ「ここのデザートがすごくおいしいの！」




リ「ここの服、かわいいのがたくさんあるんだよ！」




リ「ここのアクセサリーすごくきれいなの！！」





まるでお気に入りの店を私に紹介するように
次から次へと移動する




『、、、リナリー、、、？

何か買いたいものがあったから
街に来たんじゃないの、、、？』




散々連れまわされてへとへとになった私




まだまだ元気なリナリーすごい、、、と
関心してしまう





リ「特に何か買いたいってわけじゃないの」




え〜、、、、じゃぁなんで
街に出てきたんだろう、、、









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